◆カウンセリングの宿題

カウンセリングでは
人によって宿題をだすことがあります。

宿題といっても机の上で何kを書いたり
覚える勉強ではなく(書き出すワークもありますが)
大概が日常に即しているものです。

例えば、普段から焦燥感にかられて
不安に苛まれ落ち着かない方には

・意識的にゆっくり息を吐きましょう
・話すとき、普段の1.5倍ゆっくりを意識してみましょう、など。

もちろん本人の同意のもとやってきていただくのですが
客観的にみて効果を感じるのは
それが出来たか出来ていないかの結果だけではありません。

むしろそれ以外(宿題以外)のところで変化がみられた時に
「よっしゃー!効果でてきた!いい感じ♪」と観察しています。

例えば話すのがゆっくりになっていなくても
ふとした動作(お茶を飲む)が以前よりも
少しゆっくりになったなぁ、とか。

いつも走るように帰られる方が
歩いて帰られるようになったなとか。
(単純に用事のあるなしもあると思いますが)

そのように、周辺の変化こそ
「お、効果がでてきたな」とみます。

ご本人からするとなかなか変わらない
また同じ繰り返しやと自責にかられる方もいらっしゃいますが
そんな急には変わらない。

それこそ一回や二回で変わったら悩んでないはず。

また何にせよ自分の力で変えていくのですから
個人差があるのは当然ですよね。

ひとつずつまず意識してみることから。
気づくことから。

どの宿題にも言えることですが
本当の目的は問題解決ではなく
それらを通じて「自分と仲良くなること」
自己効力感を上げることです。

私も課題は違えど宿題やってます。
共に励みましょうね。

◆5月病の対処法

5月、長い連休が終わり
仕事や学校や日常が始まりなんとなくだるい、
気が重い、体調がイマイチと言う声を耳にします。

いわゆる5月病ですね。

カウンセリングでお逢いする方には
長いお休みであっても可能な限り
起床時間や食生活を普段に近い状態に
意識することを提案していました。

といってもなかなかね…。

2019年は10連休、ロングバケーションでした。
普段と同じようにはなかなかいかないと思います。

私も出来るだけ意識したつもりでしたが
帰省や実家の用事などイレギュラーな日々。

なんとなく調子くるってるなぁと感じていました。
だけど終わったものは仕方ない。

そんな時は下記を意識するようにしています。

・ゆっくりお風呂に入る
・ゆっくりご飯を味わって食べる
・早めに寝る

そうそう先日は近所で
マッサージを受けてきました。

体がほぐれて気持ち良かったです。
体が緩むと睡眠の質も上がりますね。

からだもこころもいつもありがとう。
おつかれさま。

◆ストレングスモデル

今年は勉強するぞ!と決めて
マイペースながら
朝活タイムに取り組んでいます。

内容は基礎心理学や臨床心理学、
高齢化社会への心理支援、
障害者(児)への理解、教育や発達
心理支援と行政の連携や繋がりなど
多岐にわたります。

そんな中、分野は違えど
共通した考え方や支援の仕方に
変化が見られるものもあり
アップデートって大事だなぁと思う日々です。

例えば、その1つが
「ストレングスモデル」という見方や関わり方。

簡単にいうと「何ができないか」でなく
「何ができるか」に注目するという接し方。

これは、様々な悩みや心身症を抱える人だけでなく
認知症の方や障害をもつ方、教育分野など
多くの分野に活かせる共通モデルだなぁと思います。

例えば、とても几帳面で真面目、律儀な性格ゆえ
「~しなければ!」が増大し
自分を抑え込むことが多くストレスから鬱になった場合。

心理支援では、認知行動療法が使われたりしますが
(認知を見直し行動を変えていこうというもの)
几帳面で真面目、律儀な性格や頑張り屋さんというのは
そもそも「悪いもの」ではないはずですよね。

その方の資質や資源(リソース)だったりもします。

だったら、その資源(律儀や真面目)を最大に活かし
回復や社会適応を目指すことができれば
本人の心的負担もラクになりよくなるのではないかと思います。

これって普段の生活や
個人の人生観にもいえることだなぁ。

あらゆるものを最大限活かせる知恵や工夫をすること。

自分の中で欠点に思っていたり
やっかいだなぁと思うことは
案外、豊かなリソース(資源)かもしれません。

資源をどういかすか?

そう考える時、ある意味真剣に宝探しと
研鑽しているのかもしれないなと思う今日この頃です。

◆ご機嫌いかが?「情動」と「気分」は違います

感情を分解すると2つにわかれます。

「情動」と「気分」

仕事がら、この違いに敏感な水崎です。
「情動」と「気分」って違うんですよ。

「情動」は突発的に起こるもの。
対して「気分」が接続的(比較的に)続くもの。

例えば、何かの出来事や体験、刺激から
怒ったり、驚いたり、喜んだり
心にエモーションが起こるのが情動。

気分は、何らかの感情後イライラが続いたり
不安に苛まされたり
逆にいいことがあって
なんとなくご機嫌➡気分がいい!なんて時もありますね。

鬱(うつ病)はこの気分が下がった状態の症状で
日常生活に支障がでることです。

うつの中には種類があり気分に上がり下がりがある
双極Ⅰ型、双極Ⅱ型もあります。

時々、心の状態に関して
「フラットでいこう」「フラットでいたい」と耳にしますが
個人的には「気分」のモチベーションのことだと考えています。

人間だもの。
感情(情動や気分)を色々感じるのは自然なこと。

むしろ、白黒よりカラー豊かな感情生活を過ごしたい。

ですが特定の感情に支配され、それがストレスになり増幅し
自分を苦しめる気分に支配されるのは嫌ですよね。

旦那さんとケンカしてめっちゃ怒ったり
実家の父と話をしていて懐かしい思い出にきゅんとしたり
美味しいものを食べにいって「あぁ幸せ!ハッピー」となったり

まぁ感情は忙しく大活躍な日々ですが…

こうやって時々振り返りながら時に情動と気分を分けて考えることも
心を整え、機嫌よく過ごすヒントになります。

皆さんの「情動」&「気分」バランスはいかがですか?
どうぞ健やかでありますように。

◆これまで生きてきて、ありがとうと思う相手は誰?

これまで生きてきて
ありがとうと思う相手は誰?

と聞かれると色々な人が浮かびます。

ですが、その中で「自分」と答える人は
少ないかもしれません。

「おはよう、おつかれさま、ありがとう、おやすみ」など。

毎日誰か下に挨拶やお礼を言います。

心理学を勉強してからは
鏡の中の自分に挨拶やお礼をするのが
習慣になりました。

これは自分と仲良くなるワークの1つで
仲良しとは自己受容、自己信頼、肯定アップのことです。

よく「自分を自分でほめよう」と言われますが
いきなりで抵抗がある方は
まず挨拶から始めるのがオススメです。

人は足りないものや失くしたものに目が行きがちですが
今こうやって在るのは
どんな時もここまで自分と生きてきたからこそ。

落ち込んだり、悩んだり、そのループにハマる時は
「ありがとう」が忘れがちになっている時かもしれません。

鏡の中のわたしに挨拶しよう。
そして「ありがとう」を言ってみよう。

どんな過去があれ、今の私がいるのは
これまでの自分と生きてきたおかげです。