◆理解しようとすること。うつ、不安症、パニック症の違い

私自身30代の頃、精神病(気分障害=うつ)や
神経症(不安症、強迫症、パニック症など)
様々な症状をミックスで体験しましたが
それらを徐々に回復できた大きな要因のひとつは
専門的アプローチだけではない周りの方の「理解」でした。

自分の場合が当時の職場の同僚が
元心理支援の専門家だったこともあり
その方や周りの理解に恵まれ
今思うと、随分助けてもらったのだと思います。

カウンセリングや病院の治療をほとんど受けなかった分
症状緩和には5年以上かかりましたが
そのおかげで今の仕事にとても役立っています。

身近な人が具合が悪くなると
なんとか早くよくなってほしい、何とかしたい、、
と思うのはとても自然なことですが
まず「理解しようとすること」が一番先ではないかと思います。

理解できるかどうか?ではなく
理解しようとすること。

例えば、理解のひとつとして
私の過去を例にとると

うつは過去に対していネガティブな思考
不安症は、〇〇になったらどうしよう!という未来に対しての不安
パニック症は予期せぬ不安に不安

と、すみません、、とてもざっくり簡単に書きましたが
このようにそれぞれの違いを理解することも
援助の一つに繋がると思います。

また本人ではなく身近な人が
専門家に相談することも助けになります。

これって病気に限ったことではありませんね。

症状うんぬんではなく日常の人づきあいでもいえること。

互いに無理せず、理解しようと思えたら
うまく回ること、いくこと、増えるだろうなぁ。

自分の体験してきたことや知っていることは
理解するのはたやすい。

ですが、それ以外を理解しようとする時に
誰かの心強い助けに繋がるのだと思います。

身近なできる援助
理解しようとすること、、、

あらゆる分野で互いに意識していくことが
拡がればいいなぁと思う今日この頃です。