◆【2種のよかった探し】しあわせの感度を上げるワーク

幸福度を上げるワークのひとつに
「よかった探し」があります。

一日を振り返りその日の「よかった」を
振り返り、メモをするというものです。

色んなやり方がありますが
私は2種の喜びを探すワークが気にいっています。

一つは自分のよかった。うれしかったことを探す。

例えば
・アップルパイもらった。
・美味しいご飯屋さんみつけた。
(食べることばっかw)
・友だちからメールもらった
・よく寝れた、など

もう一つは人を喜ばせたこと
または人のためにしたこと探し。

例えば、家事をした、カウンセリングした、
家族に笑顔でおはようと言った、など。

ささいなことでいいんです。
どんなに小さなことでも。

しあわせって、自分と自分。
自分と人の間で、生まれるもの。

2つを意識し習慣化すると
しあわせの感度があがります。

今日のあなたにとって
2種の「よかった=しあわせ」は何でしたか?

◆愛されているか不安になる人の行動と結果

むかし付き合ってた相手に
何百回と言ってた言葉があります。

「私のこと好き?」

はぁ、、、めんどくさって今なら思うし
聞かれてる相手の気持ちも想像出来るし
逆に自分がされたとしても
「ええかげんにして」と嫌になったはず。

ですが当時は確認せずにいられなく
愛されているか常に不安でした。

自分にとって大切な人が
受けいれてくれているかの極度な不安や
疑心暗鬼になりすぎることを
「拒否感受性」が高い、強い状態と言いますが(心理学)、
これが強くでればでるほど相手を信じられず、
確認ばかりするのでそら、うまくいかなくなりますね。

拒否されたくない!と思えば思うほど
しがみつき、やればやるほど
1番恐れている現実を引き寄せしまう。

なぜなら「相手から拒絶されるかもしれない!」
という思いこみが成就し、
「想い✖️行動」が現実にしてしまうからです。

皮肉だけれど、、理にかなってる。

恋愛だけでなく何かにつけて自分は求められているのか?
必要とされているのか?
愛されているのか?
とにかく不安で仕方ない。

そしてそれを確かめるような
行動や言動をよくしてしまう場合は
いったんストップ!

穏やかなしあわせを築くには相手に埋めてもらうよりも
自分1人でいても安心できるような時間を練習していくこと。

自分に対してやさしく自分を労ること。

私のこと好き?と聞く以上に
あなたが好き!と相手を受けいれるよう
自分を大事に大事にしていくこと。

相手と自分の境界や距離をとれること。

恋愛だけでなくあらゆる関係に言えますね。

ちなみに自分の想いが現実になることを「引き寄せ」と言いますが
別名「自己成就予言」とも言います。

悪いことだけじゃなく私はできる!と強く思いこむことで
言動や行動がそれに伴い現実になるってやつね。

みんなみな預言者でありクリエイターだ!

あなたの、私の、しあわせな予言が成就するよう、、
自分力を上げていきましょう。

◆もっと認めて褒めてあげて〜

何度かブログで書いていますが学生時代
ほんっま!成績が下の下でした。

40人クラスで常に35番目くらい。
かろうじてべべ(最下位)にならぬよう踏ん張ってた。

安定の35番でしたが中2の頃、定期テストの歴史で
一度だけ高得点とったことがあるのです。

普段は40点あるかないかの点数がなんとっ!!
80点以上取りました!!

理由は歴史の授業が面白かった。
担当の先生に認めてもらいたかった。
褒めてもらいたくて100点目指した?

なのでその時は他の教科捨てて
必死にやって試験に臨みました。

普段40点前後が80点以上てすごいやん
って今なら心から思えるんですけれど
当時はめちゃくちゃ凹みました。

あんだけ勉強したのに100点とられへんかった。
やっぱダメや、私。

ぜーんぜん、そんなことないのに。
普段40点の人が倍の点数とるって表彰もんやのにね。
倍どころか5点でも、10点でも多くとれたら
めちゃくちゃ立派。喜んでいいのに。

当時常に誰かとくらべ、〇〇でなければ肯定できず
自信がなかった自分に誰かひとりでも
「ようがんばったなぁ」
「すごいわぁ」
「うれしいわぁ」
「やればできるやん」
って言ってくれていたらどれだけ安心できたでしょう。

その安心が「次もがんばろ!」の
エネルギーになったであろうことは想像に難くありません。

カウンセリングでは大人も、子どもも
色んな年齢、立場の方々とご一緒しますが
当時の私のようにがんばりを正当に喜べないケースに度々出逢います。

そのたび背景や心情をくみつつも「ようがんばったね‼︎‼︎‼︎」
と私は喜びをあらわにします(自己開示技法)

試験や成績に限らず。
どんなことだって、自分なりにがんばったことって
やっぱりすごい。あたりまえでない。

そしてこのような積み重ねから、
クライアント自身が〇〇できました!と自分で自分を認め、
肯定できるようになっていかれるのを
実感するのがこれまたホンマにホンマにうれしい!

例え微々たる成果に思えても
おおいに認めて、褒めて、喜ぼ。

30数年前80点とったものの
他の教科がボロボロで結局、35番やったあなた。
ようがんばったね。

認める、褒めるは、いつからでも遅くないです。

◆発達障害の診断と多面性

この一年は、発達障害の診断がおりている子どもたちの
カウンセリングを複数担当しましたが、
実際には同じ診断名がついていても全員違っていて(当たり前やけども)
中には何故この診断?と思う場合もありました。

例えばASD(自閉スペクトラム)の場合。
友だちとぶつかることが多くコミュニケーションに難あり。

気にいらないと手がでる、突き飛ばす、叱られても理解せず
周りの大人は「人の気持ちがわからない子」とおっしゃっていましたが、
私にはそうみえないケースがありました。

確かに言葉でのコミュニケーションは活発ではなかったけれど
私に手紙を書いてくれたり絵を描いたり、音楽を奏でたり
むしろ相手をよく見て考え、思いやりを感じることが
多々あり、見解ってこんなにも違うのか?

もしく知らない部分がありすぎるのか?(それはあるだろうけど)
とにかく違いすぎていて戸惑ったこともありました。

他にはADHD(多動、不注意)の診断を受けている子の場合。

授業中落ちつきなくウロウロするというのですが
カウンセリングでそれはない。むしろ集中している。

また忘れ物が多く、常に注意を受けているとのことでしたが
私がうっかりして忘れると「先生忘れてるで」とフォローしてくれたり、
困らないよう声をかけてくれたり先回りして助けてくれることもあって
どゆこと?多動?不注意?私の方がやばい?
なーんてこともあったな。

このようなギャップにあうたび
「診断名=症状」とは限らないと思いました。

また少人数と、集団の違い家と外、関わり方次第で
良くも悪くも多面性が際立つことがあります。

今回書いたのは私の前で問題なしの例でしたが
逆の場合もありえます。

発達障害の診断であれ、気になる症状であれ
多角的に、色んな視点、視野で観る、理解する姿勢が
本当にほんとーに大切だなと思います。

◆親になることが怖かった

妊娠を望まない、喜べない

理由は自身の親子関係がよくなかったから。

自分のことが嫌いだから。

こんな自分が子どもを愛せるか自信がないから。

これまでそういう方々に出逢うことがありました。
人ごとのように書いていますが私もそう。
不安だったな。

望んでいたし、来てくれてうれしかったけれど
本当のところは不安で心配で怖くて重たいとも感じていた。

そんな数十年前の私に
人生の大先輩から言われた言葉があります。

最初から親になるんじゃない。
少しずつ親になっていくんよ。

進行形なんや、、、!

これを聞いたとて当時すぐに
ラクになったわけではありませんが、
今思えば確かにその通りだなと思います。

親になると理想や想像と全然違うことに沢山出逢うし、
自身の親子関係がしんどかった人は
その思い出やトラウマが顔をだしたり影響したりし
子育てが苦しい原因にもなります。

ですが、親にとっても子どもにとっても
親子は初めてのこと。

だから一緒に築いてく
徐々に親子になっていく。

私は幸いにも子育て中に心理カウンセリングや
心理教育に出逢ったことで随分助けられました。

今度は自分が支え、必要な助けをしていく番。

とはいえ子がいくつになっても進行形ですけどね。

日々の個人カウンセリング
キンダーカウンセリング
スクールカウンセリングにて。

自分に出来ることをやっていきます。