◇まず動く•環境を変える•書き出す。それだけで気分は戻る

ある日の休日、
朝起きるといつもより気分が落ちていました。

自分にとって気分のフラットが
ゼロだとしたら、マイナス1.5くらい…

仕事や研修の緊張、プレッシャー。
家族に対しての不安や心配ごと。
自身の将来に対して気がかりなこと。

せっかくのオフなのに
モヤモヤしてなかなか体を
起こせませんでした。

あかん!
このままやと気分温度下がる!

意を決しえいやっと勢いで顔を洗い
パパパと着替えサブウェイへ
モーニング間に合ったー!

ゆっくり味わってコーヒー飲み
とりあえず今の頭で考えてることを
メモに箇条書きにし、
今日何するか優先順位をつけていたら、
気分がゼロに戻ってきました。

まず動く
環境を変える
出す(書くなど)

気分が落ちた時の付き合い方
整え方は色々あります。
自分時間、充実させましょうね。

◇出逢いと別れの季節に思うこと

学校現場で一緒に働いていたAさん。
近年人間関係のしんどさから
心身に不調をきたし一時期お休みされていました。

周りによく気がつき困っている人にとてもやさしく
細やかな配慮ができ曲がったことが嫌いな方です。

そんなAさんだからこそ人の様々な側面に気がつきすぎて
人によって態度を変える人や立場で圧や力が強い方が苦手で
徐々にしんどくなられていきました。

Aさんは嫌なことを嫌と相手に言えない。
だけでなく、自分の内側でもイヤ、キライを認めるのに
抵抗があり苦しそうでした。

心身を休め、環境調整をおこない、復帰されて1年。
今はすっかり元気になられた年度末です。

先月は、私が大量のコピーに追われパニクってたら
サクサクお手伝いくださったり、それに限らず常日頃から
誰にでもにこやかであたたかい対応してくださる姿に
私自身たくさん助けられてきました。

心と体のつながりは正直。
内面と表情は連動してる。
ピンチから何を学び未来に活かすのか。
受け身から主体的な生き方へ。
自分の気持ちをまず認めていこう。

Aさんがこれらを体験し少しずつ回復していかれた過程は
私にとっても貴重な時間でした。

春からは別々の現場での仕事になり寂しいですが
それ以上に出逢えてよかったと思います。

春は出逢いと別れの季節。

人は経験を糧にして前に進んでいく力を持っている。
そう信じられる出逢いでした。
出逢えて本当によかったです。

◇正解はひとつじゃないと感じた学校現場から

ここ1年を振り返ると
約1000件強のカウンセリングを行ってきました。

またSCとしては多くの児童、生徒、ご家庭、
学校と関わらせてもらいました。
その中で今も濃く印象に残っている出来事があります。

不登校になりかけていて家では強い反発が繰り返され、
長時間ゲームにのめりこんでいたある小学校高学年の事例です。

学校や担任と連携し保護者へは心理教育を行い、少しずつ、
自分の気持ちや欲求を安心して出せるよう、
受けとめる環境づくりや生活リズムを整える支援を行ってきました。

正直、簡単な道のりではなく「これ合ってるかなぁ」と
心の中でつぶやく日もあったな。

そんな矢先、保護者が医療機関を受診されたのです。
医師からは「今は子どもの要求を全て受け入れてあげてください」
「やりたいことを、やりきらせてあげてください」
という内容の説明があったと聞きました。

正直、言葉に詰まりました。
この考え方そのものを否定したいわけではありません。

人育てや支援では「受けとめること」「待つこと」が
大切な場面、タイミングは確かにあります。
ただどうしても違和感が湧きました。

ほんまに今だけみていていいんやろか?

依存が強く、感情や欲求が満たされないと理性を保つことが難しい。
反発反抗が激しくなる状態で、行動を容認することは
この子の「これから」にどんな意味をもつんやろう?と。

依存、ゲーム依存は今や医療や心理の分野でも
慎重に扱われるテーマです。
特に小学生は脳も心も発達の途中にあります。

その時期の関わり方が身体の感覚や自我の形成、
人との関わりに影響を与えることは想像に難くありません。

医療、教育、心理、家庭。
それぞれに役割と専門性があり、各々視点があります。

だからこそ「どれかひとつが正解」と決めてしまうことは、
場合によっては危うい方向へ繋がる可能性があるんじゃないかと感じました。

自分は公認心理師として支援を行なっています。
公認心理師の分野は医療、教育、福祉、司法、産業の5領域。
私の今は教育分野を中心に仕事をしています。

現場にいて度々感じるのは支援は
ひとりの専門性で成り立つものではない、です。

医師も、教師も、心理師もそれぞれの役割と限界があります。
医師だからといって万能ではない。
私自身も同じです。

法律上、公認心理師は医師の指示に従う立場にあります。
その枠組みの大切さも理解しています。

ただ現場で子どもを見続けていると指示として出されたことと
「この子の今」に必要なことがどうしても一致しないと感じる場面もあります。
今回はそんな難しさに向きあう時間になりました。

こたえが簡単にでないからこそひとつの考えや一人で決めず
立場を超えて話し合う、協働する。

その積み重ねが必要だとおもう。

私が以前学校で行った心理授業のテーマは
「コミュニケーション」「コラボレーション」でした。
子どもだけでなく 私たち大人もです。

◇しんどい。でも、たのしい!「9年間の心理教育を目指して」

スクールカウンセラーになって3年が経ちました。

1年目は奈良県で2校。
今では奈良、京都、大阪と広げ
関わらせていただいている学校は小、中学校、6校になりました。

自宅での開業カウンセリングも続けているので
タイトなワークですが仕事のたのしさは増しています。

ここでいう「たのしい」は
手放しで遊ぶようなたのしさや
オフの時間のそれとは少し違います。

相談や支援の現場では深刻な状況や
苦しい悩みなどもたくさんあります。

決してその事態を「たのしい」と言いたいわけではありません。

今感じるたのしさは、困難なことがあっても、難題に直面しても、
それを一緒に超えていく過程そのもの。

個人や集団が少しずつ変わることに立ちあえること。
そのたのしさです。

今年度は小学校で自ら手をあげ
3つの学年の心理授業に挑戦しました。

次年度は全学年に行い、発達や年齢に応じた段階的なカリキュラムを
更にブラッシュアップしていく予定で年明けから準備に追われています。

また目指すところは私がやらなくても
教師や他のSCができる体制をつくること。

そんな中、先週ある中学校から、
「来年度、中学校で心理授業をしてほしい」と
お声がけをいただきました。

実現すれば義務教育の9年間継続した
心理授業のカリキュラムができることになります。

しかもこの依頼はこれまでの
仕事をみていただいた上でのもの。

育ってきた証というより自分もまた
育ててきてもらった結果だなぁと思いました。

今年のお正月明けは
「もう少し休みがほしいな」という気持ちと、
「はやく仕事したい‼︎」という気持ちが同じくらい湧いて驚きました。

そしてうれしいのが一緒に教材をつくり
苦楽を共にしている仕事仲間が
「しんどいけど、めちゃくちゃたのしいです!」と
言ってくれるようになり生き生きしていること。

受け身ではなく、どんどん能動的、自主的になって
私が思いつかないアイデアや視点を提案したり意見してくれる。

ほんとすごい!
これも変化であり成長ー。

ちなみにしんどいのは体より、
頭をめっちゃ使っているってことね。

会ったことのない誰かや未来を思い同じ志で親身になり
育てようとしてくれる人たちがいる。
めちゃくちゃ心強い。
しんどくとも本当にたのしいです。

◆40年ぶりの再会に想うこと

先日、高校3年生のクラスの同窓会に参加してきました。
卒業して約40年。
恩師もご高齢になり近年は2年に一度の開催です。

私は4年ぶりでしたが40年ぶりに会えた友だちもいて
行ってよかったなぁと思いました。

当時はちょっと苦手だった人もいるのですが
今は自分のバリアが変っていて
引っかかりもなく会うことができます。

過去の出来事は変えられませんが
「想い」が変わると見方や意識が変わる。
そんな発見もありました。

あるクラスメートの1人が
こんなことを言ってました。

「年を重ねると、人間関係がそぎおとされていくけれど
2年に一度のこの集まりは大事にしていきたいです」って。

あぁ、ほんとうにそうだなと
頷きながらふと気づいたんです。

高校の頃、私はその子のことを「冷めてる子やな」と思ってた。
でも今は違う。
人のほんの一部しか見ずに
その人らしさを決めていたんやなぁって。
そして今回みんなの前で自分が話ししたこと。

それぞれの近況報告等を話していく

このクラスで一番成績が悪かったわたしですが、
当時、先生に言われた「磨けば玉になる」ということばを
今は信じて生きてます!

見方を変えれると感じ方が変わる。
人も出来事も一面だけではない。
これらを更に磨き2年後に見える世界を楽しみにしたいです。