◆継続するための2つの質問♪

時々、カウンセリングや個人でやろうと決めたことが
なかなか続かないというお話をきくことがあります。

掃除や運動、勉強、早起き、
日記、ブログなど…

そんな時以下の質問をしてみます。

1、それをやることで得られるものは何?
2、どんなやり方をしてる?

まず得られるものがあいまいだと続かないのは、とーぜん。

それは意思が弱いからではなく
動機付けが薄かったりメリットを感じられないと
続きにくくなります。

そして2つ目の「やり方」も重要ですね。

例えば運動でも走る歩く、体操をするだけが運動ではなく
いつも車で行く買い物を歩くなどの工夫や
アプリやYouTubeなどでお気に入りをみつけてやる、
道具やグッズを利用するなどラクに負担なく出来そうなものを
TVを見ながら「ながら」でやってみるなど
やり方の工夫次第で続けやすくなります。

とはいえ結果ってすぐに出ずに時差があることが多い。

だからこそ、すぐ成果を求めないよう長い目で
続けられるものを選びたいですね。

またよく言われる「ご褒美」や「誰かと一緒にする」
「報告しあう」のも後押しになります。

成果をだすには頻度、強度、継続と言われます。

頻度 ➡ 日々無理なく行う
強度 ➡ 習う、報告する、ご褒美など
継続 ➡ 上記2つを習慣にする

自分らしいやり方を探して続けてみよう!

◆外に出ていかないけれど進みました!

「外に出ていかないと進まないと思っていたけれど
家にいたからこそ進んだ一週間でした」

鬱状態で引きこもりになられていたクライアントさん。
オンライン越しから聞こえてた声は
一週間前よりハリがありました。

以前は昼夜逆転からリズムが狂い
食べたい時に食べ
お腹いっぱいでも口さみしくて食べ続けたり
寝たい時に寝て
欲求のまま動き不規則になり
体が疲れ気力が落ちうつうつうつ・・鬱。

そんな現状を聞きとりながら
まず日々を一緒に見える形にして(表)、
どの行動の前後で気分が落ちるのか
上がるのか?を探りました。

そして、どこをどうしていこうか?
何からなら出来そうか?
どうしたいか?
自分で自分に決めてもらい
一週間ごとに検証をすること数回!

完璧じゃなくても
まず自分で約束を守れたことがうれしい!

そういってまた今日も次の一週間を
自らプロデュースされる様子がみられました。
いい感じ。

「うちにいるから苦しい、閉塞感がある」

そんな方々もたくさんおられると思います。

ですが、うちにいるからこそ進んだ!
そんな風におっしゃる方もいる。

そしてこんなカウンセリングを
もっともっとまわりに教えてあげたいです!
と言ってくださった感想を受け
ご紹介させていただく了承を得ました。

うちにいるからこそ!できることがある
心理カウンセリングも一つです。

◆信頼信用の反対は、裏切りではない

みなさんはこれまでに人に裏切られたと思うことがありますか?

例えば、言わないでって言ったのに秘密を他の人に話された
悪口を言われていた
嘘をつかれていた
騙された、、など。

こんな場面を「裏切られた」と言いますね。

信じていた分、傷つきは深く
人によっては怒りになって攻撃する
または仕返ししたくなることもあると思います。

むかーし、カウンセラー仲間で「裏切りと信頼」というテーマで
エンカウンターグループを行ったことがありました。

エンカウンターグループとは一つの題材について
それぞれ自分の考えや気持ちを話しわかちあいながら
個人やグループの気づきを促進していくものです。

その時ある人がこんな風に言いました。

『私は人に裏切られたと思ったことがないよ』

その場にいた人はえー?っとなりました。

『そして、これからも人に裏切られたということはないと思う!』
とおっしゃいました。

当時の私は信頼や信用の反対は
「裏切り」と思っていたので驚きました。

またその方はこれまで壮絶な過去を体験されています。
なので余計にわからなくなりました。

結局その場では納得いく答えが出ずでしたが
あれから10年近くたった今、
私も「裏切られた」という言葉を使わなくなりました。

それは、それまで思っていた
「人を信頼、信用する」という概念が変わったからです。

だからといって、それ以後も人との関係でショックを受けたり
傷ついたことはありましたし、また逆に私が
人に対してそのようなことをしてきたこともあると思います。

では、なぜ使わなくなったのか?

それは「裏切られた」という時は
人に〇〇されたと主体が相手になり
自分がいなくなっていることに気づいたからです。

あなたのせいで失敗した!
あなたのせいでひどい結果になった!

と言っている時
私がいなくなっていることに気づいたのです。

嘘をつかれたり、言っていたことが違ったりした時
その時はショックだし哀しいし、寂しいし、腹立たしい
また怒りで胸がワナワナするけれど

それを最初に信用したのは誰?
初めに信頼したのは誰?

それは、、まぎれもない、わたしなんですね。

だからといってショックはショック!
傷つくし憤りも感じます。

なのでショックを受けたらまず傷ついた自分に
すぐ寄り添うようにするようにしています。

そして人に何かをお願いする時は
相手を信頼できるかどうか以上に
信頼しようと決めた自分を信頼できるか?
を考えるようになりました。

もちろんそのためには相手をよく見て決めなきゃだし
もし思う結果にならなくても
この人ならと思えるかどうかは考えますが、、、

究極騙されてもいい!と思えるくらい、、かな。
(それはまだまだ無理だけど…)

長々と書きましたが、信頼と信用の反対は
裏切りではない( ← みずさきにとって)

お読み頂きありがとうございました。

◆持ってるな〜!マインドフルネス研修

先日オンラインで参加者が90名近くの心理研修に参加しました。

参加者は臨床心理士や公認心理師、大学院生、専門家を対象にしたもので
内容は援助職のためのマインドフルネスでした。

マインドフルネスとは簡単に言うと
「ただ今ここに集中している心の在り方」です。
いわゆる「ゾーン」のような状態かな。。。

私たちは普段、意識しない限りは心は今ここにあらずが多く
頭は忙しく常に思考がかけめぐり憶測だったり、想像だったり
不安や心配、否定や評価、自分の価値観など
特に負の意識にはひっぱられやすくなります。

そういう時はたいがい目の前の事実だけを見ていない。

そしてそれらが膨らむとストレスやフラストレーションになり
心身の不調に繋がります。
どうにもならないことやどうしようも出来ないことに
囚われると気分がめいりやすいですね。

また自分のことならまだしもここにいない他者のことを
色々憶測したりどう思われているんだろうと決めつけたりして。

マインドフルネスはそんな状態に気づき
ただただ今の自分の体や感覚、
今おかれている状態に目をむけるというもの。

それにはやはり訓練が必要で、あれこれ考えてしまうことに
まず気づき、今にただ集中するトレーニングが必要になります。

で、研修では呼吸に集中したり、体の感覚だけに意識を向けたり
味覚に集中したり色々やるわけですが、、、

研修でびっくりすることがおきました。

オンライン研修中、画面の中にいたお一人が
昔お世話になった方だったのです。

ですがその方とはあることがきっかけで後味悪い感じになり(私がね)
それ以来10年ほどお会いしていなかったのですが、、

なんで今? 今ここなの?
ザワザワザワザワザワザワ‥‥となりました。

ワークや研修はどんどんすすんでいきます。
気づいてからはスーパーバイザー(私の先生)の声に
なかなか集中できなくなり。

で、、、しばらくしてハッとしました。

まさに今がマインドフルネス(トレーニング)のチャンスちゃうん?!

オンラインでの研修上直接お話することはありませんでしたが
今ここの思考を横に置く練習をしてみました。

・今、過去にとらわれてるんやな。
・今、かかわっていないのに当時の経験で人を観てるんやな。

事実はただ知り合いが同じ画面にいるってことだけなのに
まぁ忙しい頭の中、、、はぁぁ。。

想像力が豊かなこと
あれやこれやと考えられるところ

それは自分らしさや個性であったり人間らしさだったりもしますが
一方でその主観に支配されると真実以外のことで自分を苦しめたり
人との関係にも影響するんだと思いました。タイムリー!

今回、これまでカウンセリングに活かしてきたマインドフルネスワークを
更に磨きたくて受講しましたがやっぱりまず自分ごとであり
トレーニングし続ける大事さを感じました。

そう思うとめちゃめちゃ有り難い機会、
そしてご縁でした。

やっぱ、持ってるなー!わたし‼︎
ここは主観バリバリに信じてススムのだー!

おかげ様ですごーーーく濃い学びになりました。

主観や客観とうまく付き合えるよう
これからも磨いていきます。
そしてご縁とタイミングに感謝です。

◆バリデーション

バリデーションという「共感」を大事にした
お年寄りとのコミュニケーション法があります。

特に認知症の方への関わりで相手に
尊敬と共感をもって関わるコミュニケーション法です。

例えば、病院に入院をしている方が
「もうこんなところが嫌、家に帰る!!」
と言ってきかず部屋から出ていこうとする場合。

バリデーションの関わりでは
まず「帰りたい」という気持ちを否定せず
受けとめることを心から行います。

帰りたいんです、、、と。

そうすると本当に帰ってしまうのでは?
と思われがちですが、逆。

相手の気持ちを尊重し心から否定しない姿勢できくと
頑なな思いが和らぐ可能性があります。

先ほどの例だとしばらく一緒に廊下を歩いたりして
帰りたい気持ちを聴き
「今日は今からだと遅くなるので一度お部屋に戻りましょうか」
と柔らかく伝えてみたりなど。

認知症やお年寄りに限らず誰でも自分の思いを
端から否定されたり上から言われると
人の話を素直に聞こうとはなかなか思えません。

私自身の両親も高齢になり
サポートが必要な時があったり。

また仕事(カウンセリング)でも介護の悩みや葛藤を
お聞きすることがあるのでバリデーションを一緒に考え
提案をさせて頂いたりしています。

バリデーションは一見お年寄りや要介護者に
役立つものと思われがちですが
同時に介護をする人やサポートする人が
ラクになる関わり方でもあります。

言い換えると悩みを聴く人がラクになる関わりです。
カウンセリングでの傾聴の本質そのものだなぁと思います。