SNSの誹謗中傷で自殺に追い込まれた22才の
プロレスラーの女の子の死から
国が制度改正検討へ動き出しました。
制度を変えたところで失われたものは戻らないし
会ったこともない私でさえ
とても哀しく重い気持ちになるのに
ご家族や身近な人たちは
どれくらい悔しく辛いんだろうか、、
想像できる範囲ではありません。
でも彼女の存在はこれからの社会を変える
かけがえのない命であったこと。
そして法律は人を守るためのもので
決して一部の政治家や私的に運用されるものではなく
大事なものを大事にするためのルール、規範であるもの、ですよね。
そんなことを考えていた中、ダウンタウンの松本さんが
心にドスンとくる一言を発信されていました。
「匿名で悪口書いてる人・・・
匿名は良い行いをする時に使うものですよ」
ほんまや、ほんま、、その通りですね。
あと、中傷誹謗に限らず、いじめなどを受けた時。
きっとその立場に追い込まれると
冷静な判断は鈍くなり気力も奪われていきます。
だからこそ、普段からその受けとめ方、交わし方、
距離のとり方、逃げ方も
あらかじめ心にとめておく必要があると思います。
以前、精神科の医師が
「逃げること、逃げ方を教えることも大事だ」
とおっしゃっていました。
立ち向かわない、逃げていい、逃げなさいと
教える心理教育も必要です。
私もそう思います。
今回、亡くなられたご遺族の方が
「もう誰も傷つかないでほしい」とコメントされていました。
愛娘を失った壮絶な痛みの中で
やる方も、やられる側も
これ以上傷つけてはいけないとの思いに
心がぎゅーっとなりました。