アルコールやカフェイン、タバコ
食べもの依存、買い物依存、
恋愛依存、性依存、仕事依存など
カウンセリングで依存症の改善に
取り組むケースがあります。
そこには、本人の改善したい!という
意欲や動機が低いとなかなかに難しいので
まずはその動機を上げること、
そして同時に行動を変えることを
段階的に
プログラム化していきます。
動機をあげるには
いかに自分が主体となるか?の度合いを
上げていくように面接していきます。
「誰かに言われてする」
「誰かになおしてもらう」では
やはり効果は出にくいです。
そのためには〇〇を改善することで
どんな自分になるか?どんなに得するか?
どんな未来を手にできるか?が自分事として
快で具体的にイメージが湧かないと
決意は曖昧になってしまいます。
また、行動を見直し変えていくプログラムは
依存の対象物(嗜癖)を悪と捉えないように
認識することを私は大事にしています。
これまで依存を持つことで自分の体や心、
周りの人を苦しめることがあったとしても
その人にとっては
それが「お守り」の役割だったかもしれません。
アルコールをのまないとやってられないくらい生き辛い。
でもこれまでその人にとっては
アルコールは生きるための
必要不可欠なものだったんですよね。
じゃあ、これからは違う形で
自分を守る手段を身につけていこう!
違うお守りを使って
その行動を変えていかない?
心理カウンセリングでは
新たなお守りを提案したり一緒に考えながら
依存からの脱却という行動を通して
あらたな自分の愛し方を身につけていくサポートをしています。
依存は困ったもの
でも、改善に向かう時に悪と考えないで…
どんな過去があれ
今ここから変える力が
人間には備わっています。