◆100度のお湯にお水を注いでも、0度にはならない

季節が変化すると同時に
気温も変化します。

近年は急激な温度変化が多く体もびっくり。
慣らしていくのに
あれこれ調整がいりますね。

そうそう、温度変化といえば
私に認知行動療法(心理療法)を
教えて下さった師匠が
カウンセリングの効果をよく
「温度」に例えお話しくださいました。

認知行動療法に限りませんが
クライアントさんは今ある悩みや不快な気持ちを
失くそうと希望されますが
そもそもゼロにはならないんですよ、と。

例えば100度のお湯に0度の水を注いでも
0度にならないのと同じこと。

つまりカウンセリングの目的、効果は
悩みや不快をゼロにすることではなく
今よりも悩みの温度を下げること。

これがとってもわかりやすい例だったので
私も師匠の言い回しをパクッて使わせて頂いています。

そもそも100かゼロかという考え方そのものが
悩みの種になっている、、
なーんてことも少なくないですしね。

気温も、体も、心の状態も
ほどよい温度に調整していける力をつけていく

それこそが健康だといえるかもしれません。

◆睡眠をあなどるなかれ

一日の睡眠が6時間〜8時間だとすると、
人生の1/4〜から1/3時間は睡眠=オフってことですね。

どんなにパワーがあって
どんなに体力に自信アリな人でも
オフが不十分だとそのひずみは様々な形で
体や心の健康に影響が出てきます。

ストレスからくる不調や鬱病等で来られる
クライアントさんのお話を伺っていると
これまでの生活習慣の中の
睡眠環境が整っていない場合が少なくありません。

それってストレスで眠れないとか
寝付きが悪いという症状以前の問題も多々あり
ご本人はその自覚が薄い場合が殆ど。

オフ=睡眠の重要性の意識が低いというところが
後々、体の不調に繋がっていることは結構多いです。

あるカウンセリングでは、
「今カウンセリングや病院治療にかけるお金を
まず、寝心地の良いマットや布団
枕に替えてください!とりあえず!」
と叫んだこともあります(←心の中で)

実際には、順序立ててお伝えしましたけれども。

健康にとって不可決なオンオフの塩梅。
オフの1番身近なところが睡眠
その睡眠の質を普段から寝具や環境
形からでも「快」に整えることがひいては、
心身の健康にとてもとても影響しているなと思います。

寝る直前のスマホも出来るだけ控えてね。

◆散歩が苦手な方へ(散歩しながら考え過ぎてしまう)

一般的に散歩は体にも心にも良いと言われますが、
カウンセリング内では人により負担になる方
または効果を感じられずストレスになる方もいらっしゃいます。

理由は人によって違いますが
充分な休養が足りていない状態に
外に出ることで緊張がおこり負担になるケース。
(→この場合は散歩しない方がいい)

または、散歩の時に色々考え過ぎてしまい
リラックス出来ないケースもあります。

散歩といえど合う合わないがあるでしょうし
特にカウンセリングでは散歩を勧めるにも
見極めが必要だと思いつつ。

今日は、例として
散歩中に考えすぎてしまう方への
対処法をご紹介しようと思います。

1、あえて五感の中の一つに意識を向けて歩く
 ・耳 ― 虫の音、風の音など
 ・目 ― 景色や空、草花など
 ・香り ― 木々や花の香り(金木犀の香りなど)
 ・触覚 ― 風の感じ、葉っぱを触りながら歩くなど
 (全部ではなく、一つずつに意識を向ける)

2、1人クイズをしながら歩く
 ・次に来る車の色は?
 ・門を曲がると最初に会う人は大人?子ども?性別は?

3、歩き方を変える
 ・競歩で早足
 ・ちょっとだけ息止め、緊張と弛緩を味わう
 ・誰も見ていなければスキップや、
  後ろ向き、大股歩きなどをする(こけないでね)

4、上半身をストレッチしながら歩く
 ・腕や肩を回しながら歩いたり万歳して伸びながら歩く

5、直感に従いいつもと違う道を歩くなどなど。

ちなみに私は気分により日変わりで色々やります。
(もちろん、なんにも意識せずただ歩く
又は考えごとしながら歩く時もあります)

負担になるならわざわざ散歩する必要はありませんが、
上記のバリエーションなら散歩を楽しめそうだなと思う方は、
ぜひ試してみてくださいね。

◆心配事の8割は起こらない

定期的にお会いするクライアントさん。

良くも悪くも前回と同じということは
ほぼありません。

心配事の8割は起こらないと言われますが
カウンセリングをしていると
それを実感させてもらう機会が多いです。

中には別の心配ごとに切り替わり
それどころじゃなくなった
という場合もありますけれど‥ね。

それはそれで一つの気がかりからは
離れられたということ。

またどのケースであっても
未来に心配事がある時点の今は、
未だそれは起こっていない!

現実ですね。

また実際に起こるかもしれない2割に対しては
なすすべがないわけではなく
どうすれば回避できるか?
何をすれば緩和できるのか?

対処を考えることができます。

それをすることで
心配の温度は下げることが可能。

先が見えないことに心配する時間を
少しでも安心に変えれるといいなと思います。

◆人のせいにしてもいい

遭遇する出来ごとや体験を人のせいにしない!

一時期、そう思ってがんばっていました。
特に心理学を学び始めた頃強かったです。

「自律=自分次第」というのを
何でもかんでも「自分のせい!自分が原因」と
勘違いしていたんです。

今思うとなに様だったんだろか…
そんなに万能なワケないですね。

なので理不尽なことにあっても
「自分次第=私のせい」って思っていた時は
ストイックで疲れやすかったです、心が。

今は、何か問題や悩みが起きた時
自分だけが全て原因とは思わないようにしています。

例え80%自分が要因でも
残り20%は他に理由があるはずと。

例えば、他人の影響
タイミングや運
過去の体験
複雑な人との繋がりなど

逆に、何でも人や外部のせいにするのも違和感。
要は極端になっていないか?だと思います。

というわけでコトによっては堂々と
人のせいにしていいょー!
(それを人にそのままぶつけるかは別)

起こった出来事の原因をフラットに並べ、
その上で
「自分次第で変えれることは何かな?」
「今出来ることは何かな?」と考えられるといいですね。

もし「自分のせい」にしがちの方は
一度、人のせいにするのもアリ。
(悪口言いふらすのとは違います)

安心な場や人を選んで口にしてみると
心を軽くし、整えるきっかけになると思います。