◆自己分析マニアにならないために

講座でも心理カウンセリングでも驚くほど
自己分析が出来ている方や自己理解されている方がいらっしゃいます。

だからといって悩みや気になることが
解決したりすっきりするとは限りません。

もちろん、どんな方でも不安や心配や
気になることがゼロって方は少ないと思います。

よく「自分を理解しましょう」とか「自己理解が大事ですよ」という
フレーズをききますが、わかったからといって
ラクになったり次の行動に繋がらるとは限らないですね。

その理由は
気持ちが置いてきぼりになっているからではないでしょうか。

どれだけ自己分析できていても
気持ち(感情)を無視していたら
気持ちの出し場、行き場がなくなり余計しんどくなります。
分析だけが上手になっていきます。

自己分析を活かすためにはどんな気持ちなのかな?と
感情を感じて自分に相槌をうつこと。

自分じゃムズカシイなと思ったら
信頼できる人や、カウンセラーに聴いてもらうことです。

それだけで
いや、そうすることが自己分析を上手に活かすことができます。

自己分析マニアではなく自己分析を活かせる人でありたいですね。

◆頼みごとをする時に本心を言わずに交渉する人

うちの息子は交渉がうまく
すぐ載せられて悔しい思いをします。

例えば
「この新しいスマホケース見て~お母さんの好みどれ?」とサイトを見せられ
「これとあれやったら、こっちの方が安くておしゃれやんな」と比較やデータを持ち出してきます。

その後、少し時間をおいて外出先で同じものを見かけると
その話題を出してきたりします。

あくまで自然なのですが、世間話から気がつくと私が夢中になり
いつの間にか買うことになっている…。

ありがと!by息子
で交渉ゲーム終了です。

くぅ、くやしい。
こんな風に育てた親の顔がみたい…。

きっと私や夫のやりとりや、小さい頃のにたまたま成功した欲しい物の手に入れ方が
このような交渉術につながったんでしょうね。

裏があると言えば裏なんですが
賢いと言えば賢い。
なかなかの営業マンです。
かと思うと、その反面驚くほどまっすぐで純粋な一面もあります。

息子に限らず、人付き合いで、こんな風にストレートではなく
裏のメッセージがあるなと感じる時はありませんか?

例えば、人にお願いをする時、される時。
ストレートに「〇〇してほしいんだけどお願いできますか」と聞かず

「〇〇のやり方知ってる?」とか
「〇〇って持ってる?」とか
「〇〇ってできる?」と聞かれることがあります。

よくよく聞いてみると、それを頼みたいけれど核心を言わず
質問することで結果相手から「〇〇してあげようか?」になるパターンです。

本人は気づいていない場合があります。

また、私もそんな回りくどい頼み方や
気付いてもらうようなやり取りをすることがあります。

日本は、相手の気持ちを察したり気遣うということが
美徳だとされているので全てが悪いとは思いません。

裏面って必要な時があると思うし
仕事や営業で交渉術になりますよね。

なんでもストレートすぎると
傷つけあったり摩擦だらけになります。

しかし、裏面のやりとりばかりだと
本当の信頼も築きにくいなぁと思います。

相手の裏面を承知でオッケーを出す時も引き受ける時もあるし
私は全て正直かと言うと違います。

でも、1つだけ思うのは自分の本心には気がついていたないぁと思います。
結局は自分に返ってくるからです。

極力、人に振り回されることなく
自分も人を振り回すのではない関係作りには
心の仕組みを知ることが役立ちます。

裏面の付き合い方も、ストレートな付き合い方も
自分が納得した付き合い方をしたいなぁと思います。

◆うまくいかない、成果が出ない時、それでも自分で何とかしますか?

探し物をしていて、なかなか見つからない時
自分で探しますか? もしくは人に聞きますか?

自分で探さず調べず
人に聞いてばかりというのはどうかと思いますが

全く人に聞かず自分で何とかしようというのも
極端だと思います。

昔、勤めていた頃
後輩が待ち合わせ場所に遅れてきました。

初めての場所で迷ったらしく
人に聞かず自分で探し続けたそうです。

その他にも仕事で使うファイル(文具)の買い物を頼んだ時
「〇〇店にはなかったんです」と電話がかかってきました。

・・・あれ?
数日前にその店にあったけど・・・?

後輩に聞いたところ、何回も見まわして探したとのこと。
「店員さんに聞いてみた?」と聞くと「いいえ」と言う。

案の定、再度お店に聞くと、商品を整理整頓したばかりで
在庫が奥にあるとのことでした。

見たつもり、わかっているつもり、は思い込みと盲点です。
費やした時間を他にも使えるのでは?ともったいなくなりました。

仕事でも、自分で考えたり調べたり努力するのは大事ですが
努力しても頑張ってもなかなか成果が上がらない時は
人に聞く、教えてもらう、頼るというのも前に進むための自分力です。

相談する、頼るって
恥ずかしいことや頼りないことではありません。

頼り頼られる人間関係こそ発展あり!

ちなみに、私はよく迷子になり人に聞きまくります。
私の場合は聞きすぎ注意報。
ちょっと控えていきたいと思います。

◆人付き合いのゲーム

人付き合いのゲーム。

そうです。
心理学で言う、人と人との心理ゲームです。

一般のゲーム機やスポーツなどの競技では
結果や報酬(価値、負け)があるように、心理学で言うゲームにも
必ず結末があり、両者は何らかの報復を得ることになります。

報酬 = 後味の悪い感情

あの人と会うと、最初は穏やかなのに
何故だかいつも言い争い、もしくは試しあいになって
最後には嫌な感情を味わってしまう。

もう、やめたい。今度こそやめよう。
でも途中でとめられない。

一度始まると、なかなか止められません。

その理由は?
・無意識に始まり、感情に流されていく
・最後に味わう感情を得たくてやっている(無意識に)

私は、母と長い間このゲームを繰り返していました。

最初は、普通の世間話をしているのですが
私は〇〇じゃない?と自分の価値観を言うと(特に身内のこと)
『あなたは、わかっていない』と嫌悪感をあらわにし
だんだん関係ない話に展開していきヒートアップして
最後はブチッとキレて母はどこかへ行く。

私が得る報酬は『悲しさと虚しさ』
母は『怒りとイライラ』

生産性のないやりとり。ゲーム。

そうやって無意識に自分が上か下か
もしくはどちらもダメダメかを証明しようとするのがゲームです。

特に近しい相手と起こりやすいので要注意。

あなたはゲームをしていませんか?
やめるには、まずゲームのパターンに気づくことから。

そして参加しないこと。
始まったらいったん離れること。
理性を働かせて距離をとること、などなど。

パターンによって対処法が様々あります。
まず気づいて離れ、理性を働かせるだけでも随分違います!

◆学ぶたび、落ち込んでしまっていた私

心理学を学び始めた頃、最初はとても楽しかったのに
途中、しんどくなったり、また楽しくなったり波がありました。

理由は、内容が難しかったからではなく
先生の教え方がイマイチで…というわけでもなく。
トラウマに気づいたからという理由はまた別の話。

勉強すると「そっかぁー!わかったぁー!」と原因がわかり
嬉しくなるのですが時間がたつと、しんどくなるのです。

私、こんなに出来ていないんだ。

原因はわかったけど、まだまだ先長いやん。

先生はそういうけれど…。

〇〇さんはできているけれど
私は全然だめ

そんな波が何度もきました。
なぜだろう。

それは、心理学を学んで
自分で自分を裁いていたから。

つまり、学んだことで自分の出来ていないところを探して
自分を苦しめる道具にしていたからです。

これ、心理学に限らないですが。

学んだことが自分の見方になるような
そんな学び方をしていきたい。

学んだことで、人(自他)を裁く道具にしない。

そんな伝え方をしていきたい。
人としてまずそうありたい。

学びそのもの以上に学び方や関わり方が
本当に大切だと思います。