◆自分の内側にいる三つ子の性格

いきなりですが、大人の皆さま。

ご自身の性格の一部に「子ども」の性格的特徴を
誰もが持ち合わせているのをご存じですか?

自分の中の子どもには3つのパターンがあって
相手や立場、状況に応じて出てきたり引っ込んだり
無意識にしています。

自分の中の三つ子ですね。

この子たちの特徴は

・じゆうちゃん → 自由、自然、天真爛漫
・よい子ちゃん → 従順、素直、順応
・パツ子ちゃん → 反発をエネルギーにする頑張り屋
※交流分析理論の正式名がありますが、例えで名付けました。

じゆうちゃんは、とてもわかりやすい反応で
感じたまま表現して本人はとても楽しいです。

うれしい、ムカつく、怖い、とか。
ありのままの反応をしますが、反面
空気が読めず自己中心的に見られる時もあります。

よい子ちゃんは、素直で従順、順応し
周りと合わせるのが得意ですから、人の顔色を見ることが多く
自分の気持ちを押さえてしんどくなる側面もあります。

パツ子ちゃんは、一見素直で、従順なのですが
内面に「くっそぉ!」と反発心を抱いていたり、見返すぞ!と思っていて
そのエネルギーを向上心に変えていくタイプです。

見た目穏やかだけど負けず嫌いの人もいらっしゃいますね。
でも、反発のエネルギーを使い切ると抜け殻のようになることもあります。

この三つ子ちゃんたち
大なり小なりどの人も持っているんですよ。
人によってその子たちの出番や頻度が違うだけです。

これは性格分析をするとわかります。
(性格分析はコミュニケーション講座で行っています)

そして、この性格分析を活用すると
なぜ私は〇〇さんとうまく行かないのか?
かみ合わないのか?という原因や
自分の性格の癖が客観的に見られるようになり
人付き合いに活かすことができます。

よい子ちゃんが頻繁にでてきて自分がしんどくなる人は
じゆうちゃんの出番を意識的に多く出すコツを掴むと
人付き合いのしんどさに変化が起きる可能性があります。

さて、これをお読みのあなたは
三つ子のうち、どの子の登場頻度が多いですか?

大人だけではなく子どもも
内側の三つ子ちゃんはハッキリしてくるので
お子さんがいる方や、子育て、人育てに関わる方は
性格分析を日常に取り入れられると
相手を理解し信頼を築くのに役立つと思います。