◆ふつうって何?

ふつう、ふつう、、、、、って何がふつう?

昨年父が体調を崩してから
きょうだいや母、お世話になる周りの方々と関わる中で
そう思う場面が度々ありました。

ふつうやったら手助けするやろ

ふつうやったらすぐに手をださないでしょ

ふつうやったら迎えにいくでしょ

ふつうやったら待つやろ

ふつうやったら、、

ふつうやったら、、

ふつうってなに??

なんども普通の違いに出くわしたなぁ、、、
あ、今もですが。

「それぞれよね」

なんて悠長に言ってられない時もあり
そんな時は出来る限りふつうから離れ
客観視するように意識します。

渦中の自分もいれて
Aさん、Bさん、Cさん(自分)と考えるように。

距離をおいて見る

高い視点からみる

または可能な件は時間をおいてみる

、、など。

それをすると今何が必要か?

その順序が見えてくることがあります。

抽象的ではありますが
「ふつう」が一番ふつうじゃないって
思い知らされる日々です。

◆ホーソン実験

昔、アメリカ(シカゴ)の工場で
「組織の生産性と人間関係」を測る
「ホーソン実験」が行われました。

有名な実験なのでご存知の方も多いと思いますが
ザックリいうと組織や職場の生産性の向上には
「物理的影響」ではなく「人間関係」が
大きな影響を与えていると証明されました。

いくら労働条件(時間や休憩、待遇)を整えても
さほど生産性が上がらなかったが
人間関係の質を上げる働きかけをすると
全体の労働意欲が高まり生産性が上がったというものです。

私は以前、心理学の講義や企業研修で
この題材を使い授業をしていたことがあります。

1世紀近い前の実験なのに、今なお関心の高いこの研究結果は
個人的に今の時代のだからこそ、より必要だと思っています。

物理的よりも、人的影響が
いかに結果に反映されるか。

そうですよね。

いくら給料や待遇がよくても、職場の人間関係が最悪で
嫌々我慢しながら自分を抑えストレスフルに働く時間が
1日の三分の一を占めるとしたら体調を壊しかねないし
生産性が上がらないと思う。

(中には環境や待遇さえよければ良いという方も
いらっしゃると思いますが)

また、これって職場に限らずあらゆるチーム
団体、家族にも言えることだと思うな。

物理的環境が良いに越したことがありませんが
やはり人は心ありき。

生産性を上げるためには組織の在り方や
コミュニケーションの成熟度が問われると思います。

仲がいい組織
なんやかんやいっても安心できる組織
ここが好きと思える組織
居心地の良い場

どんな小さなチームであれ
そんな場をつくれる一員でありたいです。

◆ストレスコーピング

「仕事のしんどさや人目がきになるのは
あまり変わりませんが、休みに楽しみがあると思うと
何とか一週間がんばれるようになってきました」

オンに限らず、休みの日もしんどくてたまらないと
心身の辛い症状を訴えられていた方がこう話された時
「よっしゃ!」と心の中でガッツポーズをしました。

ストレス因子は変わらなくても
付き合い方がうまくなってきた兆候。
うれしく思います。

ストレスに対処するやり方を
「ストレスコーピング」と言い2種類あります。

(1)問題焦点型コーピング
  ➡根本的解決に取り組む

(2)情動焦点型コーピング
  ➡ストレスへの向き合い方を変えたり
   気晴らしを見つけるなど間接的対処をする

例えば、会社に苦手な同僚がいて
その人とペアを組んで示度とをしなくてはならない時。

上司に相談してペアを変えてもらったり
もしくは相手に腹を割って話をするなどが
問題焦点型コーピング。

かたや仕事終わりに気の合う別の同僚と
飲みに行って気分転換をしたり
休日に趣味を満喫するなどが情動焦点型コーピングです。

内容や場面、正確によってケースバイケースですが
この方は「情動焦点型コーピング」をうまく使えるようになって
職場でのストレスに対処できるようになってこられたんだぁ。

とはいえ、人によってはこれまで積み重なったストレス因子が多すぎて
どちらのコーピングも容易にいかないケースもあります。

そんな時心理カウンセリングでは
コーピングを使えるようになるための下地作りをしたり
(抱えているものをおろし癒す作業)

ストレスに対処できる心の柔軟性を身につけるべく
心理学をお伝えし、その人やケースにあった方法を
一緒に考えていきます。

自分にあった対象法や付き合い方で
ストレスとうまく付き合えるといいですね。

◆理解しようとすること。うつ、不安症、パニック症の違い

私自身30代の頃、精神病(気分障害=うつ)や
神経症(不安症、強迫症、パニック症など)
様々な症状をミックスで体験しましたが
それらを徐々に回復できた大きな要因のひとつは
専門的アプローチだけではない周りの方の「理解」でした。

自分の場合が当時の職場の同僚が
元心理支援の専門家だったこともあり
その方や周りの理解に恵まれ
今思うと、随分助けてもらったのだと思います。

カウンセリングや病院の治療をほとんど受けなかった分
症状緩和には5年以上かかりましたが
そのおかげで今の仕事にとても役立っています。

身近な人が具合が悪くなると
なんとか早くよくなってほしい、何とかしたい、、
と思うのはとても自然なことですが
まず「理解しようとすること」が一番先ではないかと思います。

理解できるかどうか?ではなく
理解しようとすること。

例えば、理解のひとつとして
私の過去を例にとると

うつは過去に対していネガティブな思考
不安症は、〇〇になったらどうしよう!という未来に対しての不安
パニック症は予期せぬ不安に不安

と、すみません、、とてもざっくり簡単に書きましたが
このようにそれぞれの違いを理解することも
援助の一つに繋がると思います。

また本人ではなく身近な人が
専門家に相談することも助けになります。

これって病気に限ったことではありませんね。

症状うんぬんではなく日常の人づきあいでもいえること。

互いに無理せず、理解しようと思えたら
うまく回ること、いくこと、増えるだろうなぁ。

自分の体験してきたことや知っていることは
理解するのはたやすい。

ですが、それ以外を理解しようとする時に
誰かの心強い助けに繋がるのだと思います。

身近なできる援助
理解しようとすること、、、

あらゆる分野で互いに意識していくことが
拡がればいいなぁと思う今日この頃です。

◆大人も子どもも安眠できる暗示法

子育て中の方が
「抱っこしてないと寝てくれないんです。
すぐ起きてしまって…」と悩んでらっしゃいました。

産後で体も疲れているところに睡眠不足。
辛いですよね。
精神的にもまいります。

そこで2つ提案してみました。

(1)寝かしつける時に心臓に耳をつけるように抱く
(2)暗示とスキンシップで添い寝する

1は、赤ちゃんにとってお腹にいた時に聴いていたママの鼓動。
聞かせてあげると安心して寝入りがよくなります。

2も効果抜群!
無意識にアプローチする方法です。

【暗示の方法】
寝かけに撫でてあげながらする
1、〇〇ちゃんがだいすきよ
2、〇〇ちゃんとママが繋がっているよ
3、〇〇ちゃんはぐっすり眠ることができます
4、ほら、もうぐっすり寝れちゃった
(必ず完了形でいうこと)

これをウトウトしている時に
スキンシップをしながら繰り返し囁きます。

これをお伝えしてみたところ
ぐっすり寝る頻度があがり
ママも安眠できるようになったとか。

よかった!

この暗示は大人が一人でやっても効きます。
〇〇ちゃんのところを自分の名前に言いかえて
3と4は安眠以外の願望をいれるよよいです。

眠りが浅い方や
願望を実現しようと取り組んでいる方は
ぜひ試してみて下さいね。