◆ピグマリオン効果の反対

1つ前の記事で人からの期待が自分のやる気や
成果に繋がるピグマリオン効果について書きましたが
他者の思考や考えが逆に影響することもあるなぁと思います。

例えば何かを習っていて先生が
「ここは他と違って難しいよ、難解だよ、一癖あるよ」
などと言われた時。

学ぶ前から一癖あるんや、難しいんや!とバイアスが入っちゃって
より難しく感じてしまうことがあります。

以前、心理学の講義で先生が脳の分野の授業の時に
やたらめったら「ここは奥深くて難しいです!」と
連呼されていたことがありました。

私は、難しいんや、、、いややなと
気分下がり気味になりました。

確かに先生のおっしゃる通りややこしかったんですけど、
その次の違う分野を習った時にあれれれ?違和感を抱きました。

脳だけじゃなくて
こっちも難しいんですけど…。

先生はというと脳の分野とはうってかわって
若干、流暢に話ていらっしゃるように見えました。

でも、自分にとっては脳もその他も
知らんかったら難しさって同じなんよね。

人に伝える時の影響
よくも悪くもバイアスかかるんやと思います。

それを知っておくと伝える人だけでなく
受け取る側になってもまどわされにくくなるんじゃないかな。

難しいか簡単以前の知ってるか知らないかだけ。

知らないことを興味深々で出力入力できるか。
そこに焦点あてられるといいな。

どっち側になってもフラットでいきたいです。