◆繰り返す言葉で褒め上手になろう

自分でいうのものなんですが
『褒め上手ですね』と言われることがあります。

私にとっては普通の会話なので、今のが??と
最初の頃は思っていたのですが
これは心理学やカウンセリングの技術が
自然に出ているのだと思いました。

褒めるポイントは2つあります。

1つは、心の在り方、嘘を言わない(コントロールしない)
もう1つは技術、繰り返す(見たまま・聞いたまま)、短い感想。

例えば、もてなし上手な方がいて訪問したら
冷たいおしぼりを用意して下さっている時

来る前に冷やして下さったんですね(繰り返し)
気持ちいいなぁ、嬉しいです!(感想)

また私が仕事で困っている時に
スタッフが情報を幾つか調べて持ってきてくれた時には

短時間で色んな情報を集めてくれたんやね(繰り返し)
参考になるわ!すごく助かる!(感想) ありがとう。

こんな風に伝えます。
わざわざ褒めなくても事実と感想を、嘘なく正直に。

言われた方も、言う方も、ちょっとテンションあがる!
だからといって大げさはよろしくない。

1番は、相手を思う気持ち(在り方)が褒め言葉の根本です。
これさえあれば、技術はいらないくらい。

褒め言葉はいいこと見つけ。
だから基本事実だけ繰り返せば相手に伝わりやすいんです。

そして、この褒め言葉。

人にだけでなく
自分に使えるといいですね。

◆生産的な悩み方

悩んでいる時、なかなか決断できない時は
内側で何が起きているかというと、ごちゃごちゃになっています。

何が??

『考え』と『気持ち(感情)』です。

心理学を学ぶまで考えと気持ちとの違いがあることを
意識したことはありませんでした。

内側で感じることは
全部ひっくるめて気持ち(感情)だと思っていました。

例えば、会社を辞めようかな?と悩んでいるとして
『食べていけるかな?と思うと心配・不安になる』とします。

さて、ここで問題。
この場合、どこが考えでどこが気持ちかわかりますか?






答えは
(考 え) 食べていけるかな?と思うと
(気持ち) 心配・不安になる。

いかがでしたか?
正解されました?

めんどくさ。
そんなんやって何の役に立つの?
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ところが、どっこい!
この考えと気持ちが分けれると自分の感情に振り回されなくなります。
また、いい方法が見つかったりアイデアが湧いてきたりもします。

感情はもともと湧いてくるもの。
それはそれでよし。

それに囚われ続けていると厄介なことになります。

つまり、仕分けができているか否かで心の悩みが
整理整頓できるようになり新たな発想が湧いてくるのです。

考えと気持ちは繋がっていて
考え方が変わると気持ちも変わります。

この例でいくと、会社をやめたら
『食べていけるかな?と思うと心配不安になる』が

やってみないとわからないと思うと
ちょっと不安で、ちょっと楽しみに思う!
に変えることが可能なのです。

あくまで本人次第ですが。
(人によってはさらにネガティブになる場合も有り)

でもね、人は元々よくなりたい、快を感じたい
成長したいという根っこを持っているのです。

だから、自分の内側で対話すればするほど
人は自分の本来の力を発揮するし
心を使えば使うほど磨きがかかって
いくつからでも変われるし
悩みを肥やしに成長していくことができます。

今の時代、しんどいことは嫌!
手っ取り早く楽になりたい!
考えたり悩むのは無駄・・・。

という風潮も感じられますが、私はどんな時代であれ
心を沢山使えば使うほど、自分の内側からあふれる
幸せを感じられると思っています。

だって、機械じゃないもん。
人間だもの。悩んで当然。
悩むときはしっかり悩む方が健康的じゃない?

その悩み方にコツがあって
そのコツの1つが『考え』と『気持ち』の仕分けです。

私は心理カウンセラーとして職業上この仕分けを訓練してきましたが
心理カウンセラーではなくとも普通の日常でこの仕分けが身につくと
他人や自分ともうまく付き合えるようになります。

絶対に人は一人では生きられないから。

悩みがある時は、考えと気持ちの仕分け
ぜひ参考にしてみて下さいね。

◆人想いの優しいあなたへ

相手が悩んでいて心配な時

それが身近であればあるほど
なんとかしてあげたいと思いますよね。

また自分のことのように気になり
しんどくなってしまう方もいるかもしれません。

そんな優しいあなたへ。

相手が自分の力でその悩みを解決できる
コミュニケーション法があります。

ついつい、励ましたり応援の言葉をかけたくなりますが
そんな時ほどちょっと待ったです。

大丈夫かな?
心配・・・
かわいそう。
何とかしてあげたい。
私だったらこうするけど。

・・・・・・。

そんな自分の気持ちが入った心の器を一旦、横に置いて
もう一つ空っぽの器(心)を用意してみましょう。(イメージね)

そして、その空っぽの心の器に
相手の気持ちをすっぽり入れてみます。

今どんな気持ちで話をしているのかを想像しながら
相手の表情や態度をよくみて
うんうんと聴いて入れてみましょう。

相手の気持ちを想像して集中していると
自分の思いを話す余裕はありません(笑)

そして今度は相手のいうことを確認するように
「腹立つんだね」とか
「もうやめようと思うのね」など
器に入っているものをお返ししてみましょう。

その時の注意点は、自分の心の器と
相手の心の器を混ぜないこと。

ただし自分の時間を犠牲にしたり、やることがあるのに我慢して
相手の話を聴いたりするのは効果なし。

出来る時に、できる範囲で。
時間を区切ることも大事です。

よく相談されるけど
どこまで聴いていいかわからない。

また、聴けているのか何が正解かわからなくて
いつも堂々巡り。

聴いていてしんどくなる方は心の器を分けて
聴く・伝えることがごっちゃになっているかもしれません。

知は力なり。

コミュニケーション力を磨いて
あなたの優しさを大切なかたにプレゼントしてあげましょう。

◆自分が変わると、親しい人と離れる?

「自分が変わってきたからか
これまで付き合っていた人とかみ合わなくなってきました」

心理カウンセリングの受講生様から
このような声を時々お聞きします。

そして、それに対してほっとっしている人もいれば
戸惑っている方もいらっしゃいます。

中には
これまでの繋がりを大切にしていないような気になって距離を置いたり
変化をするようなことが悪いこと
もしくは申し訳ないような気になる方もいらっしゃいます。

「これだけしてもらってきたのに離れていいのかな?」と。

だいじょうぶ。

これまで近くにいた人と離れることになっても
お互い様だと思います。

なぜなら、自分にとってふさわしい人が変わるように
相手にとってもふさわしいまた別の相手と出会うのだから。

そして、どれだけ距離があいても出会えたことや
関わりがあったことは互いの歴史の一部でなくなることはありません。

例え消したくてもね、、、。

また離れるのではなく、自分が変わることで
一緒にいて新たな関係を作っていくケースもあります。

だからお互いさまなのです。

◆長く退屈な話を聞く時の『きき方』

『話がなかなか、とまらない人の話を聞くにはどうしたらいいですか?』
と、ご質問頂くことがあります。

ケースバイケースですが話好きの人、
またはなかなか話がとまらない人っていらっしゃいますね。

興味のある話ならまだしも
興味がなく、退屈で、相手が上司などの場合は
切りあげるのも難しいことがあります。

相手の気持ちに寄りそい、始終共感し質問を投げかけると
ますますとまりません(笑)
はて、さて、困った、、、

そんな時『ピーク・エンドの法則』を取り入れた
聞き方はいかかでしょうか?

ピーク・エンドの法則とはアメリカの心理学者
ダニエル・カーネルマンが提唱した理論です。

相手の話の一部始終に力を入れて聞くのではなく
一番言いたいところのピークは何かな?と意識して聞いてみる。

そして山場を全力で聞き、最後に(エンド)要約したり、
短く自分の言葉でまとめて返すという聞き方です。

この聞き方だと余分な力が入らず聞きやすく、
新たな情報や気づきをもらえることもあり、信頼を得やすいという効果もあります。

心理カウンセリングでは話のピークだけを聴くのではなく
全体を通して、過去、未来のつながりで『今』の心の声を聴いていきますが
何が一番言いたいのかを掴んだり、最後に要約・整理をして返す点については同じことです。

話の聞きどころのポイントは
ピーク(山場)とエンド(最後)

相手の話が長すぎて、でも、なかなか切り上げられない状況で
意識がぼぉーっと、飛んでしまいそうにる方はぜひ試みてみてください。