◆カウンセリング時にメモを取らない理由

心理カウンセリングの時、私は基本メモをとりません。

電話カウンセリングも同様です。カルテはカウンセリング終了後に書きます。

それはカウンセリング中1秒、0.1秒でも、クライアントさんの
心の動きを態度や言葉、非言語から受けとめたいからです。

人は一瞬一瞬で変化していきます。その一瞬一瞬が心の流れをつくります。

ただし説明をする際には書くことがあります。

またカウンセリング療法・技法によっては書くこと自体が効果がある場合もあります。

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◆薬は時に必要

体や心の不調で辛くても薬は飲みたくないという方がいらっしゃいます。

私は、過去8年間様々な心身症状を抱えましたが薬を飲むことはありませんでした。
心療内科へは一回行っただけでした。

カウンセリングを希望される方はそのような経緯を知って自分も薬を飲みたくない、
病院に行かず改善したいとご相談に来られる方がいらっしゃいます。

基本、ご希望と現状をお聞きした上で見立て(方針)を立てカウンセリングを行っていますが
症状によっては体の負担が大きくなかなか思うように進まない場合があります。

私が薬を服用せず、病院に通わずして改善したのは、
それに相応する環境や人間関係、体の条件が整っていたからです。

クライアントさんの絶対に薬をのみたくないお気持ちは理解できますが
カウンセリングを受けても体調が改善しない場合は順序を見直す必要がある場合もあります。

眠れること、食事がとれること、体を休めることを優先することが絡まった状況を解く糸口になります。

また逆に長年薬を服用していたけれど良くならずカウンセリングへ来て
よい変化を得られたというケースも多々あります。

私は医師ではないので薬を処方で出来ませんが
個々の症状にあわせて、じっくりお話を聴きご提案をさせて頂きたいと思います。

そして予防的カウンセリングのためにも
日常に活かせる心理学を学ばれることもオススメです。

◆カウンセリングの好転反応

心理カウンセリングは心の荷物を降ろすことで気持ちがラクになったり
根本原因に気づくことでスッキリする効果がありますが、一方で無意識の自分に
出逢うことから、しんどい、キツイ、辛いと感じることもあります。

これは自分の無意識や本心と対面することでおこる「好転反応」です。

心理カウンセラーはそれがわかっていますが
これを初めて体験する相談者(クライアント)にとっては驚きや、ショック、
時には反発が起きることもあります(個人差あり)

また今が辛くてもそれがずっと続くとは限りません。
人の心は常に変化をし、それに伴い体験や経験も変わるので
長い目と視野広く観察することが大切です。

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◆目的と目標の捉え方で効果が変わります

目標と目的の捉え方がとても大事です。

例えば、今、鬱で苦しい方がいらっしゃって鬱を改善することが目標の場合。

鬱を改善すること自体が目的になってしまうと症状にしか焦点があたりません。

ですが、鬱を通して自分と過去を振り返り
経験から気付きを得ることが目的になると、鬱の改善プラス得るものが大きくなります。

症状を改善することだけが目的ではなく、症状から何を気付いたのかに目を向けることで
どのような経験もその後の人生の豊かさに繋がると考えます。

症状を改善することが目的か。
症状から何を気付き学び人生を豊かさに繋げるのか。

その違いは大きいと思います。

(鬱は例え話です)

◆カウンセリングは「保健室と職員室」のようなもの

カウンセリングの内容は大きく分けると2種類あります。

1、「癒しや浄化をするもの」
2、「夢や願望を実現させていくもの」

別の表現でいうと
1は「保健室のようなもの」です。
怪我をしたり病気になった時に、治療にくる保健室のようなもので
心理カウンセリングでは心理療法に基づき人間本来の自然治癒力を
発揮できるよう援助します。

2は「職員室で先生と話をするようなもの」
自分らしさや自分ならではの能力を発揮できるよう見守りサポートします。

心理カウンセリングでは、必要に応じて
保健室的関わりや職員室的関わりを行います。

人の心には個性あふれる潜在能力があり
それを発揮しようとする心の動きを「実現傾向」と言います。

カウンセリングでは「実現傾向」が十分に発揮できるよう
カウンセラーが相談者(クライアント)の心に寄り添い必要な援助を行います。

心理カウンセラーが主体ではなく、いかなる場合も相談者(クライアント)が主体です。