◆不快な出来事や刺激は、自分を大事にするための材料になりました

「カウンセリングは自分を大事にする時間ですね」

定期的に来られているクライアントさんが
面接でおっしゃっていた一言です。
(ご本人様の承諾を得ています)

人の言動が気になり
それによって自身の心身の調子が変わることを、
少しでも緩和しラクに出来ればと
定期カウンセリングにお越しになられていたお一人。

一気に変わることはありませんでしたが
じわじわ、じわじわと
行きつ戻りつしながらも、変わられ(変えていかれ)
今では日々起こる外からの刺激が、

「自分で決めた人生を歩むための材料です!
しんどい時もあるけれど、うれしいです!」

とおっしゃるようになりました。

それを聞いた私も、うれしい。

人を大事にしている実感は
それが他者であれ自分であれ喜びになりますね。

これからも
日々の出来事を材料に
シュミレーションし、実践し、
検証し、またシュミレーションする。

じわじわ、じわじわと
1人であれ、誰かとであれ。

私もそんな時間を積み重ねていきたいです。

◆子育ての結果、よかった!と思うこと

うちの息子は大人です。

親としてあの時こうしておけばよかった‥
な〜んて思うことはいくつもありますが
時すでに過ぎし(遠い目)

逆に子育ての結果
これはよかったと思うことがあります。

特にうちは、一人っ子なので
彼自身それが身について、
余計によかったと思うのかな

いや、ちょと待てちゃうなぁ、、
1人だろうが、2人だろうが関係ないかも
で、何?って話ですね。

私が子育てでよかった!と思っていることは、

悩んだ時、行き詰まった時、我が子が
誰かに相談出来る人である
また相談したい人が浮かぶ人である

ということです。

私は子どもに相談される人よりも、
まず人に相談出来る人に
なってほしいと思ってきました。

自分はカウンセラーだったからこそ、
その背中を見てきた彼には
相談する行為や、その尊さを
感じとってほしいと思ってきました。

とは言え息子にとっての1番の相談相手は
私じゃないですけどね。
今も昔も、きっとこれからも。

これから先私はもう子どもを産み
育てることはありません。

ですが、これからも心理職を通して
「人に相談出来る子を育てる」
そんな親御さんたちを
サポートしていきたいと思っています。

そしてその土台には
自分が人に相談できる人で
あり続けることですね。

見守ってくれる人がいること
相談出来る人がいること
この人に話したいと思えること
有りがたいです。

◆オウム返しをすると、余計に嫌な気持ちを助長しませんか?

いつまでたっても子どもは子ども
もう、小さくないのに
つい口出しをしてしまう親御さん

元気がなかったりいつもと様子が違うと
色々聞きたくなり、その度にアドバイスをしてしまい
子はうざがるし、ケンカになるしで
「もう、ほっておいて!(関わるな)」と毎回なるとのことでした。

なのである時「もうアドバイスはしない」と決め
変わりに「オウム返し」をしようと思われたとのこと。

ですが、それはそれで不安になったそうで、、、

例えば相手が「学校嫌や、しんどい」と口にしたとして
「そうか、嫌なんやな、しんどいねんな」と返したら
余計に嫌な気持ちを助長しないのか?と気にされていました。

なるほどなぁ
「オウム返し」に対して
そんな風に感じられることもあるんですね。

オウム返しとは
基本、相手の気持ちに寄り添う関わりです。

アドバイスと、オウム返しの違いは
自分が主体になるか、相手に寄り添うかの違い。

悩んでいる時、辛い時に
まず、そっと寄り添ってもらえると
安心したり気持ちが和らぎ心にゆとりが生まれます。

なので、オウム返しをしても
余計に嫌な気持ちが助長されることは
ないですよとお伝えしました。

もちろんアドバイスが全てダメ
というわけではありません。

ちなみに、私はその方にオウム返しをしながら
お話を伺っていたのですが次第に表情や声が和らぎ
「安心した」というような感想をおっしゃっていました。

相手の心に寄り添うオウム返し。
これは人間だからこそなせる関わりだと思います。
(機械では効果でない)

いつも良かれと思いアドバイスをするも
関係がよくならない場合

ぜひ、心のこもった相手の心に添う
「オウム返し」をされてみてはいかがでしょうか。

オウム返しの効果は相手だけでなく
実は自分の心にとっても
優しくあたたかい関わりになります。

◆今の悩みや辛さが、この先も続くわけではない

悩みや問題の渦中にいると
これがどこまで続くのだろうと
出口のない部屋にいるような
閉塞感、窮屈感を感じてしまう時があります。

また、苦痛をやわらげるため
あえて自分を追い込み傷つけたり
逆に「もういっか」と何も感じないよう
たいしたことではないかのように、
振る舞うことがあるかもしれません。

ですが過去を振り返ってみると
ずっと同じなんてことは、あまりありません。

過去の悩みは、
今の悩みではなくなっていたり
当時見えなかったことが
今、分かるようになっていたり
出来ることが増えていたり

何かしら変化してきているのではないでしょうか?

変化してきたからこその
「今」があります。

だから「この悩みや苦しさがずーっと続く」
とは言いきれないです。

閉塞感、窮屈感を感じる時は
考え方が極端で、一方的、狭くなりがちですが、
そんな時ほど同じ悩みや苦しみが
ずっと続いていないことを振り返ってほしいです。

また、自分の気づいていない所で
誰かがあなたのことを気にかけ見守り、
祈ってくれていることもあります。

ずっと続くものではない
変化していく

少しでも気持ちがほぐれ、和らぎますように。

◆心理カウンセリングは万能ではない

心理カウンセリングは万能ではありません。

心療内科に通い薬物療法を併用しながら
カウンセリングを受けておられる方

整体や、鍼灸整骨院で
自律神経を整える施術を受けながら
カウンセリングを併用されている方

気功の施術と併用されている方

もちろん心理カウンセリングのみの方も
いらっしゃいます。

体と心は繋がっており、
日常や社会とも繋がっており、

また過去の経験や家族、先祖代々の影響を受け
「今」や「自分」が存在します。

私は心理カウンセリングが専門ですが
症状によっては他の専門家をご紹介したり
連携を提案することがあります。

要は来談者にとって「効くもの」であればいい
という考えが根本にあります。

目の前の方に何が必要か?

それを見極めるのも
各専門家の仕事だと思います。

心理カウンセリングは万能ではありませんが
それはどの専門分野にもいえること。

援助や治療を必要とする方に
今1番効くもの、あったものを提供していけるよう
心理カウンセリングに臨みたいと思います。