◆心配ごとのほとんどは、その通りにはならない

「なんだか懐かしい感じがします」

数年ぶりにカウンセリングに
お越しになられた方がおっしゃいました。

前回の困りごとや悩みと、今回のものは違います。
ですが、どちらもご本人にとっては心の重荷には変わりません。
怒りに、かなしみ、不安や葛藤、心配など。

お話しを伺いながら一緒に整理し、心に耳を澄ませ、
ご本人がおっしゃった言葉を使い、お返ししました。

「あんなに悩んでおられた前回の心配ごとは起こらなかったんですね」

そう言うと、ハッとされたように
「そうですね」とおっしゃいました。

悩むこと。
未来に対してよくない想像をしまうこと。
それらは悪いものだとは思いません。

人は悩むからこそ、その度に心と頭を使い、
それを解いていくことで学び、心がしなやかに、たくましく
変化していけると思うからです。

ただ渦中にある時はなかなか俯瞰しづらいのも人の性(さが)
わたしだって、そうー。
だからこそ悩んだ時は、

▪️今、出来ることを選択し、集中する
▪️優先順位を立てる
▪️理想の未来を想像する(やり方を考えない)

そして思いだすんです。
心配ごとのほとんどは起こらなかったことを。

未来からみれば今の悩みは、変化している。
だからだいじょうぶ。どんどん良くなってく。

ちなみにわたし。
会った人が今どんな状態でも
良くなる未来を想像します!