◆「困った」が起きる前に出来ること

スクールカウンセラーをしていると、

「子どもが学校に行けなくなった」
「友だちとのトラブルが続いている」
「イライラしたり怒りっぽい、、」
「クラス運営がしんどい」

色んな「困った」に出逢います。

そんな時に行うのは問題解決的カウンセリング。
もちろんそれはとても大切、必要な支援です。

今、しんどい渦中にいる子ども、保護者、先生、
それぞれの山や谷を共に歩み超えていく。
時に涙し、感情を分ちあいながら
共に歩む時間はとても尊いです。

でも、、、、ずっと思っていました。
その前に出来ることがあるんじゃないかな、、って。

例えば、
「自分の気持ちってなんだろう?」
「モヤモヤする、どうしたらいい?」
「人とうまくいかない時、何が起きてる?どうしたい?」

こういった時に、困っていない今のうちに、
子どもや大人自身が考える時間があったなら。
心の使い方を知り、ちょっと練習する機会があったなら。

きっともっとラクに過ごせる子どもや
大人が増えるんじゃないかと思うのです。

これが予防的カウンセリングの視点。

問題が起こる前に、心を育てていく
という取り組みです。

そして今年そんな想いをカタチにすべく
とある小学校で「心理の授業」を
させていただくことになりました!

単発ではなく年間通して。
担当学年に応じて少しずつ、でも着実に。
さーて。どうなるでしょ。

内容も、教材づくりも、伝え方も
ただいま絶賛、試行錯誤中ー‼︎

ゴールデンウィーク開けの
デビュー本番に向けて
毎日頭から火をふいてます。

実はこちら
スクールカウンセリングに限らず
普段の個人カウンセリングでも思ってきたこと。

いや、カウンセリングの勉強を始めた
17年前にはすでに芽生えていた想い。
少しずつ膨らみ、ここまできた今。
ようやく実行です。

問題解決も、予防もどちらも大事。
そして心理の授業では予防だけでなく、
人には自己実現という
素晴らしい心の力があること。

それを発揮するもしないも自分次第であり、
本来はそれを活かすための
学びであることを伝えていきたい。

私の内にある子ども心と、大人心、
過去から未来を繋ぐ、今にて総動員!

あらたな学びのはじまりです。