私のカウンセリングを受けて
症状が回復されてきたクライアントさんが
ある時を境に調子を崩されたことがありました。
きっかけは、クライアントさんが
他の専門家の意見や見解を聴かれ、
それが私と違っていたことが要因の一つでした。
信頼してきた各専門家の言うことが違うとなると
そりゃぁ迷うし混乱します。
こういう時最優先に考えなければならないのは、
どちらかの正しさではなくクライアントさんの「安心」。
体は正直なもので迷いや疑いが、不安や心配になると
てきめん症状に出やすいです。
そこで私はこれまでのカウンセリングを振り返り、
整理し、別の専門家に伝えていただき
先方の意見を伺うことにしました。(ご本人の意思と合意で)
クライアントさんのための治療的カウンセリングが
支援の相違で混乱させたり板挟みになるのは辛い。
直接連携が出来たらいいけれど順序がありますし。
何にせよ、何のために? 誰のために?
そこがブレないように気をつけたい。
私の関わりがクライアントさんにとって
今、最善でないならば変えるのも一つ。
これに限らず、どの事例でも
まず「安心」を感じてもらえるよう
心がけていきたいです。