◆マイノリティで、なかなか意見が言えなかったこと。

多数決をとると少数派になる。
そういうことが公私ともけっこうあります。

例えば仕事では(10年以上前ですが)心理カウンセラーの会議で
「大人にだけでなく、アダルトチルドレンの理論や癒しを子どもに伝えていく
カリュキュラムやアプローチが必要だと思う」と発言したところ
周りはよい反応ではありませんでした。

理由は子どもには難しい。
親から抑圧されているのに効果がないのではという理由、
または前例がないから、その他でした。

最近では、学校カウンセリングで
オンラインカウンセリングの導入の是非についての話しあいの時
私以外の方は、積極的ではありませんでした。

理由は安全が守りにくいから。
対面ほどの効果がないと思うから。
無断で録音される可能性があるから。
やったことないから。など他にも沢山ありました。

どの意見も一理あります。
またどんな方法もメリットデメリットがあると思います。

ですがデメリットがあってもメリットに転換できるよう
ルールをつくったり、段階をへたり、
まずやってみて(相手の合意を得て)改善改良していくことが
大事じゃないかなと私は思います。

とはいえ性格的に元々失敗に抵抗が薄かったり、
無鉄砲なところがあり慎重性にかけるところも自覚していますが。

この例でいうと、全てオンラインではなく
カウンセリングに行けない子や出れない親に対し、
まずとっかかりとして枠を用意してみる。
中には顔をだすことすら辛い人も中にはいるわけで。
そういう方々が外とコンタクトをとる一歩として、
選択肢に幅があるっていいと思うんです。

出来ない理由を並べてやらなかったり先送りするより、
出来る方法を考えためしていくことが進化じゃないのかな。

また大人や専門家の長年の慣れや「こういうもの、あるべき」の
思いこみに気づき変えていくことこそ
教育じゃないんかな(自分自身の)と思いますが
なかなか言えない、大勢の場で。で、落ちこみます。

うーん。私もまだまだ発展途上ですね。
言えるようにがんばる。「伝える」をやっていきたいです!