何度かブログで書いていますが学生時代
ほんっま!成績が下の下でした。
40人クラスで常に35番目くらい。
かろうじてべべ(最下位)にならぬよう踏ん張ってた。
安定の35番でしたが中2の頃、定期テストの歴史で
一度だけ高得点とったことがあるのです。
普段は40点あるかないかの点数がなんとっ!!
80点以上取りました!!
理由は歴史の授業が面白かった。
担当の先生に認めてもらいたかった。
褒めてもらいたくて100点目指した?
なのでその時は他の教科捨てて
必死にやって試験に臨みました。
普段40点前後が80点以上てすごいやん
って今なら心から思えるんですけれど
当時はめちゃくちゃ凹みました。
あんだけ勉強したのに100点とられへんかった。
やっぱダメや、私。
ぜーんぜん、そんなことないのに。
普段40点の人が倍の点数とるって表彰もんやのにね。
倍どころか5点でも、10点でも多くとれたら
めちゃくちゃ立派。喜んでいいのに。
当時常に誰かとくらべ、〇〇でなければ肯定できず
自信がなかった自分に誰かひとりでも
「ようがんばったなぁ」
「すごいわぁ」
「うれしいわぁ」
「やればできるやん」
って言ってくれていたらどれだけ安心できたでしょう。
その安心が「次もがんばろ!」の
エネルギーになったであろうことは想像に難くありません。
カウンセリングでは大人も、子どもも
色んな年齢、立場の方々とご一緒しますが
当時の私のようにがんばりを正当に喜べないケースに度々出逢います。
そのたび背景や心情をくみつつも「ようがんばったね‼︎‼︎‼︎」
と私は喜びをあらわにします(自己開示技法)
試験や成績に限らず。
どんなことだって、自分なりにがんばったことって
やっぱりすごい。あたりまえでない。
そしてこのような積み重ねから、
クライアント自身が〇〇できました!と自分で自分を認め、
肯定できるようになっていかれるのを
実感するのがこれまたホンマにホンマにうれしい!
例え微々たる成果に思えても
おおいに認めて、褒めて、喜ぼ。
30数年前80点とったものの
他の教科がボロボロで結局、35番やったあなた。
ようがんばったね。
認める、褒めるは、いつからでも遅くないです。