◆仕事に行きたくない時の工夫

仕事に行くことを考えると緊張が増し
心臓の音が自分で聞こえるくらい
バクバクする方がおられました。

とはいえ今の仕事に悩みや問題があるわけでなく
過去のトラウマによる再体験(反応)です。

トラウマの癒しや認知行動療法、
ソーシャルスキルトレーニングを繰り返し
随分マシにはなってきたけれどやはり反応が出る。

頭ではわかっているんだけどな、と。
マシになってきたとはいえつらい。
ですが乗り越えたい、仕事に行きたいこちらも本心。

というわけで緊張しながらも仕事に行っておられ
そのために工夫をされていました。

そのひとつは、仕事に行く日は外食や、
ちょっと特別な「ご褒美」を設定し
それを目的にして出向くというもの。

つまり仕事は過程であり
メインを「ご褒美」に設定するというもの。

体の反応に舵をとられないよう、
自らが主体にする工夫ですね。

そういや数十年前私も仕事に行くのが辛くて仕方ない時期があり
毎回、職場前のバス停で降りずにそのまま乗り過ごそうかと
毎回葛藤の日々でした。

そんな一日の中で唯一ほっとできるのが、
仕事の帰りの同僚とのお喋りと、
コンビニで買うお菓子と缶コーヒー。

そして当時付き合っていた彼との休みの日のデートを
指折り数えて体をひきづり職場に行ってたっけ。
今となっては元彼の記憶は遠い彼方〜サイナラ〜ですが、
(逆にあまり思いだしたくない笑)
今でもちょっと落ち込んだ時はあえて缶コーヒーが飲みたくなり、
「コーヒーお助けアイテム」になっています。

みな、それぞれにようがんばってる!