◆愚痴が出る時の心理

先日弟と話をしていた時近況報告から、
ちょっとした愚痴の話になりました。

今回は弟の不満を私が聴く役。
反対の時もあります。

今回はたまたま共通の知り合いについてでしたが
同じことに遭遇しても
自分はさほど気にならない時もあれば逆な時もあります。

似たような体験しても反応が違いますね。

特に相手の行動や言動に何かしら引っかかる時って
一見相手の影響に思えますが自分にも理由があります。

例えば、過去の似た経験がしこりになっていたり、
コンプレックだったり、
普段は意識していない心残りや後悔が刺激されたりなど。

そういう時は不満や嫌悪感、または正当化
権利、主義主張の形で出てきたりする。

これ、人の話を見聞きしていたら
何か変だなと思うのですが
自分ごととなるとなかなか気づきにくいものです。

というのも、弟と話して暫くしてから
以前、私が弟に愚痴りまくってた相手のことを思いだしました。

私はその時めちゃイラついていたのですが
本当はうらやましくて、
わかってほしくて仕方なかったんです。
あぁそれを認めたくなかったんだと。

そう思えたのは時間が経ったこと、物理的距離が空いたこと、
そして他の似たような経験(人間関係)から自身の本心がわかり
それを認めることが徐々にできたからだと気づきました。

とはいえ弟の話を聴くときにそんなことは言いませんよ。
気づくタイミングは人それぞれだし
気づきたいかどうかもわからないし
そもそもなんかあるかどうかも私の想像。

それに話し手の気持ちや立場を想像すると
ただただ嫌悪感で
誰かに言いたい気持ちで
いっぱいになることよーくわかります。

というわけで何かしらの引っかかりがある時は
ただただ聴いてもらう。
または自分の思いを自分が丁寧に聴いてあげる。

安心できる時間、人を選んで。ね。