相手の話の要点がつかめないし、
自分の伝えたいことがまとまらず、
何を言いたいのかわからん!とよく言われるんです。
何か改善する方法はありますか?
と、ご質問いただきました。
カウンセリングの傾聴では「要約」という技法があります。
読んで字のごとく話しをまとめて返すという言語の技法です。
カウンセラーの訓練では実際に面接(ロールプレー)を設定し
クライアント役の話をまとめてて返すという練習をするのですが
これを日常でするとなると現実的にはやりにくいと思います。
なんせ頭の中でまとめている間に
どんどん話題が展開していったりしますもんね‥
ならば人を介しない「ひとり要約練習」はいかがでしょうか?
用意するものは手持ちの本のみ。
これまで繰り返し読んでいるものでかまいません。
やり方はシンプルで、1ページ〜数ページ読み、
もしくは小節か段落ごとに本を閉じ、
その都度話しの内容を振り返り、まとめて言葉にするのです。
できれば口にだして簡潔に。
その時の留意点は自分の感想や主観はいれないこと。
そして必ず答え合わせもします。
この方法であれば要約する長さも選びやすいし
何より「まとめる」読むので
主観と本題をわける練習にもなります。
うまく要約ができない場合は
自分の主観と相手の話(内容)が
ごっちゃになっていることが
多いです。
話の要点をつかんで
聴いたり、伝える「要約力」を
アップしたい方は
一度ためしてみてくださいね照れ