◆会話の要約力を上げる練習法

相手の話の要点がつかめないし、
自分の伝えたいことがまとまらず、
何を言いたいのかわからん!とよく言われるんです。
何か改善する方法はありますか?
と、ご質問いただきました。

カウンセリングの傾聴では「要約」という技法があります。
読んで字のごとく話しをまとめて返すという言語の技法です。

カウンセラーの訓練では実際に面接(ロールプレー)を設定し
クライアント役の話をまとめてて返すという練習をするのですが
これを日常でするとなると現実的にはやりにくいと思います。

なんせ頭の中でまとめている間に
どんどん話題が展開していったりしますもんね‥

ならば人を介しない「ひとり要約練習」はいかがでしょうか?

用意するものは手持ちの本のみ。

これまで繰り返し読んでいるものでかまいません。

やり方はシンプルで、1ページ〜数ページ読み、
もしくは小節か段落ごとに本を閉じ、
その都度話しの内容を振り返り、まとめて言葉にするのです。

できれば口にだして簡潔に。

その時の留意点は自分の感想や主観はいれないこと。

そして必ず答え合わせもします。

この方法であれば要約する長さも選びやすいし
何より「まとめる」読むので
主観と本題をわける練習にもなります。

うまく要約ができない場合は

自分の主観と相手の話(内容)が

ごっちゃになっていることが

多いです。

話の要点をつかんで

聴いたり、伝える「要約力」を

アップしたい方は

一度ためしてみてくださいね照れ