◆気分を数値化してみよう

カウンセリングの両方の認知行動療法(CBT)では
「気分を数値におきかえる」という取り組みをしてもらいます。

例えば一週間、行動記録をつけてもらい
そのひとつひとつに気分を
「マイナス5~プラス5」までで
つけてもらうというものです。

人や症状によって合う合わないはありますが
これが思いのほか興味深く発見が多く
実際にやっていただくとスムーズな方がほとんどです。

気分とは感じるもので
見えづらく、わかりづらいもの。

それをあえて見える化することで
気分が何に影響されてきているのかが
パターンがわかります。

私が認知行動療法を習った先生のお1人は
自分がそれをやってみた時
ストレスが仕事からきているものだと
思っていたけれど、パートナーでした!
と言っておられました(笑)

また、気分の数値をつけれるということは
「真ん中=ゼロ地点」

つまり自分のフラットがわかるということです。

フラットは人によって違うでしょうし
数値は同じプラス5でもマイナス5でも違いますが
自覚することで気分の上がり下がりを
整える目安になります。

あなたの気分の温度は今どれくらい?

行動を振り返り、数値を記録し自覚することで
快適に生活するための閃きや気づきが出てくるかもしれません。

よかったら試してみて下さいね。