カウンセリングの両方の認知行動療法(CBT)では
「気分を数値におきかえる」という取り組みをしてもらいます。
例えば一週間、行動記録をつけてもらい
そのひとつひとつに気分を
「マイナス5~プラス5」までで
つけてもらうというものです。
人や症状によって合う合わないはありますが
これが思いのほか興味深く発見が多く
実際にやっていただくとスムーズな方がほとんどです。
気分とは感じるもので
見えづらく、わかりづらいもの。
それをあえて見える化することで
気分が何に影響されてきているのかが
パターンがわかります。
私が認知行動療法を習った先生のお1人は
自分がそれをやってみた時
ストレスが仕事からきているものだと
思っていたけれど、パートナーでした!
と言っておられました(笑)
また、気分の数値をつけれるということは
「真ん中=ゼロ地点」
つまり自分のフラットがわかるということです。
フラットは人によって違うでしょうし
数値は同じプラス5でもマイナス5でも違いますが
自覚することで気分の上がり下がりを
整える目安になります。
あなたの気分の温度は今どれくらい?
行動を振り返り、数値を記録し自覚することで
快適に生活するための閃きや気づきが出てくるかもしれません。
よかったら試してみて下さいね。