◆頼れない人、頼る人

先日、カウンセリングを3件後
自身のカウンセリングに行ってきました。

去年下半期からは定期的に受けています。
(これを書いているのが2020年なので
2019年の下半期からです)

10年前〜5年前までは
月に1、2回が当たり前でした。

私が受けるカウンセリングは「スーパービジョン」といって
カウンセリングの見直し、技術の訓練、事例検討をするもの、

または「教育分析」といって、カウンセラー自身の
未浄化の問題がカウンセリングに与える影響を
吟味するものの2種類があります。

クライアントさんの中には人に頼ることが
難しいとおっしゃる方がおられます。

自分でやったはうがはやい
自分は出来る
人に頼るのはめんどくさい
忙しい
優先順位ではない
頼り方がわからない
頼ることができない

そして、本当のところ頼るのが怖い
(頼って傷つくかもしれない自分を恐れている)
という深層心理が働いています。

頼ることはある意味無防備ですものね。

頼り方によっては
頼る人によっては
コントロールされるんじゃないか?

そんな風にこれまでの人間関係や経験
遠い過去の親子関係から今に影響していることが多く、
中には対人援助をしている人にも多いと言われます。

カウンセリングで時々「人に頼れない」
とおっしゃる方がいますがいつも思うんです。

今、頼れていますよって。

頼ることは人に委ねることではなく
自分を大事にする行為。
本来、共同作業だと思います。

私もこれからもキャリアや年数に関わらず
頼り頼られ一緒にやっていきたいと思っています。

ただしその時々で
誰に何を頼るかは変化するものですね。
(目的や相性もありますもの)