◆4種の観察法

みると言っても色んな「みる」がありますね。

見る、観る、診る、看る、視るなど

まだまだある。
日本語ってほんっと豊かだなぁと思います。

さて心理的アプローチの「観察」は
ただ「みてるだけ」ではなく
データー収集のためという目的があります。

ちなみに普段のカウンセリングでのデーター集めは
主に面接法と調査法(検査)ですが
場面や状況によっては「観察法」を使うなどをして
使いわけをしていきます。

で、観察法はというと、こちらの4種。

・時間見本法(時間を限定して観る)
・場面見本法(シュチュエーションをしぼる)
・行動目録法(あらかじめ行動チェックリスト作成)
・日誌法(記録から観察)

要は、時間、行動、場面、日誌でよく観るってことね。

人は大概、主観や経験、価値観で人やものを見てるし
もちろん私もそうですし。

だからこそ対人援助の場面では意識的によく見て、
そのまんまを観ること、

そしてもし介入(助け)が必要なら
一律ではなくどのような方法をとるか?

それを検討するためにも
まず客観的データー集めが必要になるんですよね。

あ、でもこの4つの見方は普段でも役立ちますょ。

自分を整理整頓したい時とか、
悩みを解決したい時とか。

あの時、あの場面、あの行動
自分はどうしていたかな?と分けて客観的にみることで
また相手を観察することで気づくことや解決の糸口、
こたえ探しのヒント、アイデアを発見できることがあります。

観るって深いなぁ‥。

普段の仕事ではあたり前になってますが
書いていてあらためて思いました。