◆褒め上手になるために〜ペアレント・トレーニングより

褒められるのって気分いいですよね。

以前、「ペアレント・トレーニング」を学んだ時
褒めるワークを行いました。

「ペアレント・トレーニング」とは心理アプローチとして
子育てや発達障害児への関わり方を、
親自身が学んで身につける訓練のことで近年研究、注目されています。

ペアレントトレーニングの柱は
「褒めること」と「環境調整(行動療法)」で
中でも「褒める」というのはとても大切な軸になります。

さて、その褒めるワークですが
褒め言葉がポンポン出る人をみていて
ある共通に気づきました。

褒め上手な人は、

語彙が豊か
表情、アクションが豊富
肯定的言い回しが出来るなど

技術やコツもお持ちですが
それ以前に根本的な共通があると思います。

すごーくシンプルなんだけど、、、。

「相手をよく観ている」
じっくり観察しているということです。

例えば人が文字を書いているのを褒める場合
字の上手下手に注目するのも一つですが、
書くスピードや鉛筆の持ち方、表情、姿勢、文字の個性etcを
とにかくあらゆる角度からよく観て
それをそのまま伝えると褒め言葉になり
受けとった相手は気分よく更にやる気が出たりします。

褒め上手になるには観察してみること。
これなら取り組みやすいですよね。

とはいえ中にはわかっていても出来ない
褒めるの場しんどいという方もいらっしゃるかな。。

そんな方は、人から褒められたり認めてもらう経験が
満タンじゃないのかもしれない。

褒めエネルギーがもう少しいるのかもしれませんよね。
人を褒める前に私を褒めて!ってね。

その場合はまず身近な人に褒めてもらうことを
お願いしてみるのもひとつ。
子どもに限らず大人も
たくさん褒められたいですもんね。

褒めるはエコでなくていい。
たくさん褒められ、褒めれますように。

褒めるトレーニングをしたい方は
お声がけくださいね。