うつで仕事を休んでるのに
遊びにいけるのはおかしいやん‥
ある方が同僚に言われショックを受け、
より気分が下がり仕事や人に
更に恐怖を抱いておられたことがあります。
うつといっても人によって症状が違います。
一日の気分の上がり下がりも違います。
以前はうつを気分障害とひとくくりに言っていましたが
今は抑うつ障害、双極性障害にわけて診断されます。
また双極性といっても(躁うつ病のこと)1型と2型があり
躁うつの振れ幅に差があります。(1型が振れ幅大)
うつの種類によって
出されるお薬も心理アプローチも違います。
薬なども、抑うつには気分を上げる薬
双極性は気分を安定させるお薬が使われます。
そして同じ病名でも人によって
日や時間によって出方や症状は本当に違います。
冒頭の例は病気を理解してもらえず傷つき、
より症状が重くなった事例ですが
だからといってその同僚の方を責めることは
出来ないと私は思いました。
悪意はない、知らなかったんですよね。
またこの事例の方は遊びにいったというより
リハビリを兼ねて気分転換に出かけられただけでした。
外出は治療の一環だったのです。
ですが、知らない人からみると
仕事を休む → 遊ぶ → さぼりと見えてしまった。
あら、そうだったの?
じゃぁ説明してくれればいいじゃない?
と言われたそうですが‥
それが出来たら回復してるとおもう。
どちらも悪くないんです。
ですが知らないということは人を傷つけることにもなれば
知らなくても理解をしようとすることが助けになることがあります。
白か黒かでみないで。
鬱や病気に限らないですよね。
意識していきたいものです。