◆パターン化した後味悪いやりとり

「忙しいから、この間の約束なしにしてってお父さんが言ってたよ」
以前、母から言われました。

その2日後に「あの約束、延期にしてってお父さんが言ってたわ」
と妹からききました。

ショック、気分が下がりました。

楽しみにしていた約束が延びたこと以上に
なぜ直接言わないんだろ?と。
そこがモヤモヤしました。

ですが、元の家族ではこれが日常的パターン。

昔はそれが当たり前すぎて
なぜ気分が落ちるのかがわかりませんでした。

母や妹に
「なんでお父さんは私に直接言わないんやろ?」と聞くと

母「そりゃ、言いにくいんでしょう」
妹「知ら〜ん」

これもいつものパターンでした。

で、私がそこに何かを返すと
「お父さんが忙しくて出来ないのに、結香に悪いと思ってるのに
どうしてアンタはわからないの?わがままな子やわ」

→「自己主張がキツいやりにくい子」となり
家族で起きる肝心なことは私には言わないという
構図&コミュニケーションがなりたっていました。

家族間の暗黙パターン。

それは大人になって実家を出ても
人をかえて経験することになります。

直接言ってもらえない
寂しさや疎外感を味わったり。

または逆に私が誰かの代弁を手伝って
コトを納めようとしたり。

間接的にわかるようにしむけたり。

どちらにせよ気持ち悪いモヤモヤが残っていました。

父との約束がダメになったことを本人からではなく
母や妹が伝えてくるという
元家族あるあるコミュニケーション。
つい最近もありました。

昔の自分ならば仲介してきた母や妹に
「なんでお父さんは直接言わないの!?」
と苛立ちをぶつけていたと思います。

そして、父には何も聞かないという態度をとってきました。

そしてお決まりのように
後味わるい感情=疎外感を感じるという‥‥

わたしには直接言ってもらえないんや
そんな存在なんや、、と。

大袈裟なようですが本当にそう思いこんでいたのです。

でもこれってよくよく、よーく考えると
私もまた皆と一緒のことをしてきたんじゃない??

だって、父に直接聞くわけではなく
母や妹に苛立ちや愚痴をかえしてきたわけですから。

それに気づいてからは自分はそのループから
抜けたいと思うようになりました。

きっと後味悪いのは自分だけじゃなかったはず
何よりややこしいし(笑)

そもそも、みながそれぞれ
本人に直接いえば解決できたことが
たくさんあったように思うのです。

とはいえ私が「いちぬーけた!」をしようが
家族が急に変わることはないと思います。

また何がなんでも変えたいとも思いません。

ですが、自分がそれに加担しないことは
少なくとも私にとっては自分や家族を大切にする
コミュニケーションになるんじゃないかな?と思うのです。

何を言っても安心できるような家族になれるといいなぁ

そんな一部員になれたらええなぁ^^
なぁーんてね。

また、長年家族で身につけてきたコミュニケーションは
家族以外での親しい関係でもやりがちですからね。

そうそう、今回の父との件も直接話しましたよ。
行けなくなった理由をきき、そして素直に
「残念!たのしみにしてたのに〜!」と伝えました。

後味わるくなかったです。