◆主観VS事実

「あの子細くて可愛いよね」

むかし、知り合いが言いました。

当時体重を気にしていた私は
「それ嫌味?」とイラッとしました。

先日、検診で病院に行くと
父が待合に座っていました。

たまたま時間が一緒だったのです。

「やっぱ親子って繋がってるね。引き寄せたわ」
と嬉しくなりました。

体重の件、病院の件には共通があります。

どちらも「事実」ではなく「主観」で見ている点です。

事実→知り合いが「あの子細くて可愛い」と言った。
主観→それ嫌味?

事実→病院で父と会った
主観→親子って繋がってるね、引き寄せだわ

で、受け取り方によって
気分が上がったり下がったりしているのです。

人は見たいようにしか見ないと言われますが、
まさにそうですね。

だからといって
主観がダメというわけではありません。
↑これも主観ね(笑)

それぞれの見方があるからこそ
個性や価値観が生まれ
新たなものが創造されていきます。

良くも悪くも働くのが主観だな。

ただ、この主観(認知)が偏ると度を超えたストレスになり
脳の神経伝達物質に異常をきたしうつや心因性の病に繋がります。

健康か不健康に限らず
普段から「主観か、事実か?」に意識を向けることは
気分の安定を保つポイントだと思います。

自分をご機嫌にするか否かは主観しだい。

今、あなたが気になっていることは
事実?それとも主観でしょうか?

もし気分を下げる主観ならば
どんな風に見方を変えると(選ぶと)
気分は変わりそうですか?