「時間の薬が効いてきました」
あるクライアントがおっしゃったのをきいて安堵しました。
時間が薬になる、、という概念はよく聞く話です。
ですが実際は「時間」だけではないと思います。
その間どう過ごしたか?
どう動いたか?
また、じっとする休むことを選択したか?
待つことを選んだか?など。
「時間」・「存在」の結果が時間の効果だと思います。
話は変わりますが時間の使い方を意識すると
結果や世界が変わるということが日常でもいくつかあります。
例えば、食事について。
私はご飯を食べる時、意識的に「味わう」ようにしています。
そうすると自然に沢山噛むし太りにくくなるし
間隔が研ぎ澄まされるし同じ食事時間が満たされる時間になります。
食事って必ずするものですしね。
それが毎回満たされた感が持てるって
いいなぁと思うんだなぁ。
また今年やっている心理学の勉強は
先生の講義を高速(倍速)で録音機にいれて
聞いて(流して)います。
そうすると忙しい日でも学べるだけでなく
高速から普通速にした時にゆっくり聞こえてくる。
これがまたいい。
これはむかーしやった英語学習でやったのですが
聞き取れなかったものが高速から低速になると
「よく聴こえる」「ゆっくり聴こえる」ようになるんですね。
これも「時間・存在」効果ですね。
「時間」は薬にもなれば
ただ過ぎるものにも苦痛にもの、
しあわせにも、如何様にもなります。
人によっては
こんな時間がいつまで続くんだろうと苦しみに感じたり
なすすべがないように思うほど辛い時もあるけれど
時間は味方になってくれるものでもあると私は信じています。
また、そんな付き合い方を自身や
クライアントとみつけていきたいと思っています。