◆ストレングスモデル

今年は勉強するぞ!と決めて
マイペースながら
朝活タイムに取り組んでいます。

内容は基礎心理学や臨床心理学、
高齢化社会への心理支援、
障害者(児)への理解、教育や発達
心理支援と行政の連携や繋がりなど
多岐にわたります。

そんな中、分野は違えど
共通した考え方や支援の仕方に
変化が見られるものもあり
アップデートって大事だなぁと思う日々です。

例えば、その1つが
「ストレングスモデル」という見方や関わり方。

簡単にいうと「何ができないか」でなく
「何ができるか」に注目するという接し方。

これは、様々な悩みや心身症を抱える人だけでなく
認知症の方や障害をもつ方、教育分野など
多くの分野に活かせる共通モデルだなぁと思います。

例えば、とても几帳面で真面目、律儀な性格ゆえ
「~しなければ!」が増大し
自分を抑え込むことが多くストレスから鬱になった場合。

心理支援では、認知行動療法が使われたりしますが
(認知を見直し行動を変えていこうというもの)
几帳面で真面目、律儀な性格や頑張り屋さんというのは
そもそも「悪いもの」ではないはずですよね。

その方の資質や資源(リソース)だったりもします。

だったら、その資源(律儀や真面目)を最大に活かし
回復や社会適応を目指すことができれば
本人の心的負担もラクになりよくなるのではないかと思います。

これって普段の生活や
個人の人生観にもいえることだなぁ。

あらゆるものを最大限活かせる知恵や工夫をすること。

自分の中で欠点に思っていたり
やっかいだなぁと思うことは
案外、豊かなリソース(資源)かもしれません。

資源をどういかすか?

そう考える時、ある意味真剣に宝探しと
研鑽しているのかもしれないなと思う今日この頃です。