◆これからの心理職に必要なこと

以前受けた心理研修は
今まで大きく違うところがありました。

その一つが
「心身の健康を援助する心理職として
多種多様(他職種)各専門家と繋がり連携し
クライアントさんのニーズに対応すること」です。

なので、司法(法律)や医学、教育、行政
そして心理学の専門の各講義を受け、実際に繰り返し
事例検討を行うという学びです。

今、「チーム学校」や「チーム医療」など
国や行政も「連携や繋がり」に意識を向け
体制が整えられようとしていますが
実際はまだまだ途上中で
様々な課題を抱えていることがわかりました。

心理の専門家は心理の研鑽はもちろん
それだけでなく他の専門分野を理解したり
知識を得たり、繋がりを築いたりが必要だなと。

頭でっかちになるのが嫌で
実践に重きを置いてきたけれど
頭でっかちも必要だとわかった!

研修を受けたことで
「無知の知」を自覚しました。

様々なケースをグループ事例検討したのですが
私のチームは精神科勤務者、学校の先生、行政勤務者の集まりでした。

事例は引きこもりや、いじめ、あらゆる年齢の犯罪、虐待、精神病を抱える方
高齢者の抱える問題、認知症のケア、障害者のケア、など。

これらをチームでどう援助するかを検討してきましたが
やっぱり自分一人で見立てを立てるのとは全然違う!と実感しました。

よく考えると、仕事だけに限りませんよね。

普段でも生きることはすべて
誰かのお世話になり繋がりの中で生きています。

助けを必要とする側もサポートする側も
その意識を持ってって大事。
まずそこからやなぁ、、、。

自分の学びや行動が、今のクライアントさんや社会
自他の未来に役に立てれるよう、少しずつ学び
開示していけるよう取り組みたいと思いました。