◆2つの目で観る世界の違い

心には2つの目があります。

一つは、主観でモノや人を観る目。
一つは、ただそのものを観る目、です。

以前、なら結びで開催している
気功教室で面白いワークをしました。

使用するのはカラーカード。
カラーカードの中から好きな色を1枚選びます。

そして、その1枚の色のエネルギーを
2つのパターンで手で感じてみるのです。

(1) 目の前の色を自分がどう感じているか?(主観)

(2) 色そのもののエネルギーをただ感じてみる

なんとも説明しずらいのですが
このワークでは面白い驚きの結果になりました。

どちらもワーク後
自分が感じたことを周りの人とシェアしたのですが
(1)の主観の感想は皆バラバラだったにも関わらず
(2)のそのものを感じるは
他者と共通の感想を抱いていることが多かったのです。
(分かち合う他者とは同じ色のカードを選んでいます)

つまり、人は2つの受信力を持っているということ。

目の前のものや人、事象を見たいよう主観で観ているのか、
または目の前のものや人、事象をただそのもので観ているのか

たった1枚の色カードだけで
これだけ歴然とした違いがあるわけですから
普段は、そりゃぁー複雑になりますよね。

カウンセリングでは
ただそのものを観る、受け取るを活用します。

それは決して一方的なものではなく
クライアントと、カウンセラーの共同作業です。

そのものを観る、受け取る力が高まると
ブレにくくなります。

あなたの目の前にあるモノや人、
事象はどちらの目で観ていますか?