◆ネットとリアルと母との喧嘩

身近にみてちょっと衝撃というか
ショックというか、驚いたことがありました。

今の小学生の一部の子たちは外で遊ばないどころか
生身で交流しないのがフツーなんですね。

甥っ子が遊ぶ時はもっぱらゲーム。

しかもリアルに集まるわけではなく
通信での繋がりのみです。

妹の知り合いのお子さんたちは
ファーストフード店で4人集まり
各々無言で違うゲームをしていたそうです。

私も時々そういう場面を目にすることがあります。
今は全てネットで交流できますものね。

その恩恵で助かっていることや安心できることが
たくさんあって有難いな、便利だなと普段思っています。

だけど、それはアナログと便利を
両方知っているからこそ。

遠くにいる人と繋がることが出来る便利さは
本当に豊かなことやと思う。

でも子どもたちが
このネット交流の遊びや関わりだけが主流で
成長したらどうなるんやろう?

傷つくことや、心が痛むこと、減るかもしれないけれど
心の使い方や再現力を知らずに生きていくって
はたして幸せなんやろうか?

それは未来の平和に繋がるんやろか?と考えてしまいます。

カウンセリングには悩みがあってお越しになる方、
大きな問題や人生課題を乗り越えて
更に自分の夢を叶えるため楽しみで
カウンセリングに通われる方、様々です。

軽々しく言えることではありませんが
悩んでる、悩めるって
ある意味人として正常だと思い
むしろ大きな意味で健やかだと私は思っています。

先日、母と口げんかをしました。

母「あんたは勝手なことして!もうこっちに関わらんといて!」

私「ちゃんと話きいてよ。なんで私がそうしたか。
  お母さんさ、自分自分ばっかりやんか」

とまぁ、なんのこっちゃわからないでしょうが
家族間で気になることがあり
私はそれを解決しようと試行錯誤していたことを
母に伝えた終盤のやりとりでした。

それから約10日、父が帰ってきた時
夜、手料理をもって実家へ行きました。

私はまだモヤモヤしているし
母に会いたくなかったけれど
父の顔を見るだけでもいいやと思い行きました。

玄関で出迎えたのは仁王立ちの母。

フンッ!
目をあわせない私。

と、靴を脱いで上がった瞬間
バァーッと母は両手を広げて私をハグしました。

ズルいわ
おかあさん(笑)

一気に緩みました。

人とぶつかる
冷たさを感じる
温かさを知る
私はリアルに感じていきたいです。

それが対面であれ、電話であれ、ネットであれ
何十億分の小さな存在だけれど
そういう気持ちで生きていいきたい。
未来に繋げたい。

次は母にこちらから話しかけようと思っています。