◆自分の意見を持ち、伝えるだけでいいの?

これからの時代の教育は「自分の考えや券をしっかり持つこと」と
「それを伝えることが大事ということ」を学んだことがあります。

学んだ時は、心底そう思う一方で
モヤッと感をかんじていた部分がありました。

なんだろう?これ?
数日考えて、ようやくわかりました。

能動的に、積極的に学ぶことをアクティブラーニングと言いますが
その効果を高めるためには自分の意見を発信するだけでなく
アクティブリスニングが同等に必要じゃないか?と思ったのです。

しっかり伝えると同時に
しっかり受け取る力(聴く)が必要なんじゃないかと。

アクティブリスニングとは
積極的に聴く心姿勢や聴き方のことです。

積極的に聴く姿勢とは受け身という意味ではありません。

相手の考えや気持ちを心的レベルで
評価や決めつけをせず聴く姿勢のことで
これが出来るのは自分を殺して相手の話をきくのではなく
むしろ自分の考えをもち、相手の考えと混ぜない受信力が必須になります。

この心的レベルが、アクティブリスニングなんですよね。

私は積極的に自分の意見を言うこととしっかり聴くこと
この両方が大事なんじゃないかしら?と思いました。

最近、人と話をしていて
あれ?と思うことがありました。

それは、私はまだ話終わっていないのに
「それは、こうで、ああで、こうでしょ」と意見を話されるという場面。

うーん。
訂正するヒマもないというか。

これでは、いくら素晴らしい意見でも
一方的に投げ続けているだけで生産的じゃない
一方的でしんどくなると感じました。

特に、身近な相手(家族や気心しれた身近な関係)にやりがちかもしれません。
または何かを教える立場の人にもありがち。
自分も気をつけたいと思いました。

伝え方と、聴き方
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