カウンセリングをする中で
「命」に関するテーマが重なったことがありました。
そこで思い出したのですが
10年近く前の自分は「死」が怖くありませんでした。
達観してるわけではなく、やりきっているわけでもなく
ただ自分の「死」に感情がわかなかったのです。
ですが、家族や好きな人たちの死を考えると
また報道などでやるせない死を目の当たりにすると
哀しさや寂しさ、恐怖が湧き起こり涙がでました。
人の死に涙を流せるのに
自分の死には鈍感。
変なの。
心のケアをするようになって
人様の心に添う仕事をするようになって
その矛盾の根がわかりました。
自分の命を軽んじてた。
自分を愛せてなかったんだ。
今、死を想像すると怖いです。
自分がこの世からいなくなってしまうことが寂しいです。
後悔や未練などとは違います。
人の命も自分の命もなくてはならないものなんだ。
好きとか嫌いとか、合うとか合わないとか
そんな次元ではなく生きてるってすごい。
そんなことを思ったのでした。
今日もすぐそばにある
しあわせをたくさん味わえますように。