もう随分前ですが、友人が仕事関係で
トラブルがあり困っていたので
その道に強い私の知り合いを紹介したことがあります。
私は、紹介した人を信頼していたし、
友人もとても喜んでくれました。
その後、友人と私は互いに忙しくしばらくご無沙汰していました。
それから随分時間がたって。
私の紹介した人が、なんらかの不手際をおこし
大変な状況になったことを、周り回って聞きました。
友人に連絡してみましたがなかなかコンタクトはとれず。
私の紹介で友人が選択したとはいえ、
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
その後、話す機会があった時、
友人は一切の恨みつらみやグチを言いませんでした。
それどころか、紹介してもらったのに、こういう結果になり
残念だけど、あなたに感謝してる。本当にありがとう、と。
なんて、自律した心根の強い人だろうと思いました。
一切のグチを私に言わない。
状況を知り、きっと相当のことがあったんだろうなと思いますが、
その出し方を選択しているんだなと思いました。
大、小かかわらず自分の望む成功を手に入れる人には共通があります。
それは「責任者」であること。
私の友人のようにどれだけ想定外の出来事に出逢っても
自分に起きたことは、まず自分の責任と心底とらえれるか。
それは、ムカつくな、怒るな。
いい人であれという意味ではありません。
色んな感情がわきつつも誰かのせいにしない責任者の生き方です。
それって発信やアウトプットに現れてくるんですね。
「またグチを言わない=何も言わない」は違いますよね。
言うべきことは、きちんと伝えなきゃ、のみこんでフタしただけになります。
ただ言う時に、「◯◯のせいで」は被害者。
「私は~思います!」は責任者。
責任者の反対は、被害者。
<責任者の得るもの>
尊敬、援助、チャンス、経験、成功、充実感
意欲やパワー、幸せなど
<被害者が得るもの>
不平不満やグチ、弁解、逃げ、悪口、妬み、
嫉妬・恨み、依存心や甘え、気楽さなど
責任者の得るものは、被害者は失い
被害者の得るものは、責任者が失います。
要は、何やっても自分にかえってくるってこと。
あれやこれや言ったところで、その一言につきるなと思う毎日です。