◆「怒っている」と「怒っているように見える」の違いは「事実と汚染の違い」です

「怒っている」と「怒っているように見える」は違います。

例えば、さっきまで、よく喋りよく笑っていた友達が
あまり喋らず笑顔が少なくなり
キュッと口を結び表情が変わったとします。

どうしたのかな?
何かあったのかな?
しんどいのかな?
私何か言ったかな?

そんな時、つい色々想像してしまいがちですが
これって全部、自分の想像です。

例え、これかな?と思いあたる節があっても
事実かどうかはわかりません。

こじれるコミュニケーションの原因の一つに
事実で見ずに、こちらの想像で決めつけやりとりする場合があります。

事実をみるって文に書いてみるとシンプルです。

学生時代に習ったアレ。
→5W1H

誰が

いつ

どこで

何を

なぜ

どのように

もしくは、ビジネスなどの情報伝達では
誰に、どのくらいの数で、いくらを加えた6W3Hを使いますね。

ところが、これがなかなかに難しい。

自分の価値観や感情や自分の見たいように見ている
それを事実だと勘違いしているからです。

特に、なぜ、どのようにの所に
自分のフィルターが入りやすいようです。

ちなみに、これ心理学の一つの理論では
自我状態の汚染といいます。

多分〇〇だろうから‥。は事実ではない。

冒頭の例だと「事実」は
口数が少なくなって表情が変わったってことだけです。

だから、聞いてみないと本当のところわかりません。

混乱したり、こじれかけたら5W1Hで考える、聞くを意識してみてくださいね。
こじれてなくても、汚染がないと気持ちいいです。