◆あなたはどっち?『空気を読まない人と、人の目が気になる人』

私の亡き2人の叔母(姉妹)は対照的な性格でした。

大阪と京都に住んでいたので
大阪のおばちゃん、京都のおばちゃんと呼んでいました。

大阪のおばちゃんは言いたいことがあっても
人目を気にして言えずに我慢するタイプ。
いつも温和でおっとりしていて周りからも
やさしい人だと言われていました。

一方京都のおばちゃんは
空気を読まずに自分の言いたいことをスパッと言うタイプ。
4人の男の子を育てながら地域の役員や今で言うPTAの会長をしていました。

私は、どちらの叔母も好きで小さい頃からなついていました。
生きていたら90才を超えています。

晩年、親戚の中でトラブルメーカーのように言われていたのは
京都のおばちゃんでした。

自己主張が強い
黙っていられない
感情がそのまま出る
余計な一言を言う‥‥など。

一方で大阪のおばちゃんは
よい人の鏡のように言われていました。

叔母達からすると私は可愛いい姪っ子だったので
嫌な思いはしたことはありません。

ただ、京都のおばちゃんが周りから
悪く言われるたびに違和感を感じていました。

何故なら、私が家族に自分の意見を言うと
『あんたは京都のおばちゃんみたいやで』と言われました。

なんか変。
当時はわからなかったけど今になってわかりました。

一見京都が悪くて大阪が良いように言うけれど
どちらも極端で一方的だったんだ。

確かに京都のおばちゃんは空気を読まないことが多く
自分の本能のままで協調性に欠けていたかもしれない。

伝え方がまずくて伝わるものも伝わらなかったことがよくあったと思います。
子どものようによく泣いていましたから。

でも、大阪のおばちゃんはというとトラブルはなかったけれど
人の目を気にして自分は二の次三の次だったと思います。

京都のおばちゃんは周りが困る
人とかみ合わず自分もしんどい。

大阪のおばちゃんは、自分がしんどくてストレスが大きい。
心身の不調に出る。

空気を読まない人と人の目が気になる人

さて、あなたはどちらの傾向が強い?

‥‥‥

‥‥‥

‥‥‥

私はどちらも持っています。

どちらかというと長い時間
人の目が気になる方が強かったです。

実はどんな人も同じ要素を持っていて
その分量が違い、人付き合いでプラスに出るかマイナスに出るかだけなのです。

京都のおばちゃんは子どものように素直でリーダーシップが高い人でした。
とても頼りになる人。
反面それが濃すぎて周りと衝突することが多かっただけです。

大阪のおばちゃんは愛情深く保護的で献身的で
とても素直で従順な人でした。
それが強く出すぎて、自分がしんどくなったり
人から依存されることも多かったです。

性格に良い悪いはもともとありません。
その人の個性でしかない。

ただそれが、どんな構造になっているかがわかると、
嫌だな、うっとおしいなと思う人への接し方を変えれたり、
自分がしんどいなら自分の性格の一部を変えることも可能です!

あなたは自分の性格がお気に入りですか?
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性格は言葉や態度・行動に現れるので人との接する時、仕事の時などに
自他の性格動向がよーく観えるようになり
性格を理解した上で、どうコミュニケーションとれば
振り回されず自分も押し殺さなくていいかがわかるようになります。