◆「ねたみ、ひがみ、やっかみ」の出どころ

不快な感情と言えば、怒りや恐怖など色々ありますが
「ねたみ、ひがみ、やっかみ」は不快のなかでもクセモノだと思います。

怒りが腹痛であれば「ねたみ、ひがみ、やっかみ」は
重だるいお腹の不快という感じでしょうか。

そのままにしておくとお腹だったら胃潰瘍や腫瘍になるように
心もストレス性身体症状に発展しかねないです。

私は、自分がこの3つを感じることもあれば
人から思われているのを感じる時もあります。

1番これを最初に感じたのは「きょうだい」でした。

親の自分への扱いが、妹や弟と明らかに違う!
その悲しさが怒りではなく「ねたみ、ひがみ、やっかみ」に変化しました。

いいなぁ。
うらやましいな。
なんで妹だけ?弟だけ?
私にはない!

小さい頃はわかりませんでしたが、
結局、一生懸命比べて足りないものに目がいってしまったのですね。

仕方ないです。
その時は、やり方がわからなかったから。

そして、これは小さい頃だけではなく
今も感じる時はあります。

それは例外なく比べている時
足りないものに目がいっている時です。

そして視野がせまくなり、その対象者の見えない部分や
知らない部分に想像がいたらず
(例えば、どれだけ努力しているんだろうか?とか、背景を考えない)
「ねたみ、ひがみ、やっかみ」になるんですよね。

最近も実家の親やきょうだいと話す機会がありましたが
その感情をリアルに感じるていました。
同じ感情でも他人に抱くものと違っていてまともに鈍痛がきます。

さすが身内!故郷の感情!
そしてこの感情を抱いている時ほど素直になれないんですよね。

ただ、今は原因も対処法も知っています。

「ねたみ、ひがみ、やっかみ」は
外からくるものじゃないこともわかっています。

だから、そんな時ほど自分を労わってあげたいと思います。

自分で、自分の手を離さないように。
自分で、自分を認めてあげよう。
寂しいね。かなしかったね。

自分に愛情そそいであげましょう。