「わたし、変わりましたか?」
クライアントさんや
受講生さんに聞かれることがあります。
そんな時の返答は、まず
「さぁ?」という顔をします。
意地悪ではありません。
そういえば、9年くらい前かな。
わたし自身、当時受けていたカウンセラーに
同じような質問をしたことがありました。
確か、そのカウンセラーも
「さぁ」と言う顔をされていたような。
おんなじだ!思いだしました。
なぜ、いったん「さぁ?」と
返答するのでしょうか?
それは、変化を自分に問うてほしいからです。
人とくらべたり人にきいたりして変化を図るのではなく
自分自身で「うんうん、変わったょ」と実感し認めることが
自己肯定度に値するからです。
とはいえケースバイケースで
それを質問してくる時の事象や心情によって
「変わりましたね〜」とお返しすることもあります。
また、指示と質問技法を使い
「〇ヶ月のご自身を思い出してみてください。今と比べてどうですか?」
と聴くこともあります。
わたし変わったかなぁ?
そんな風に誰かに聞きたくなったら
まず自分に聴いてみてはいかがでしょう?
なぜ変わったかを知りたい?
以前の自分と比べて今はどう?
きっと、自分がほしい答えが内側にあるはずです。