数年前に、講師業の先輩に聞いた話です。
先輩のセミナーでは
「満足いかなかったら全額返金制度」を設けてらっしゃいました。
当時人気だったセミナー。
「これまで返金制度を利用された方はいらっしゃったんですか?」
と質問してみました。
結果は7・8年やっていて2名いらっしゃったそうです。
当時、月にのべ100名以上の参加者がいたセセミナーで
講座料は4万円近くだっと記憶しています。
その制度ってお客様への安心提供と自信の表れだな
と思ったと同時に、返金希望をされた2名への対応が気になり聞いてみました。
満足頂けなかったことに丁寧にお詫びをする
↓
理由を伺いお礼をいう
↓
講座料を返金する
↓
今度弊社のセミナーには
参加をご遠慮頂きたいことをお伝えする
なるほど。毅然としている。
とても勉強になった先輩のお話でした。
参加者様や、お客様お客様を大事にすることは
こちらが、なんでもかんでも合わせることなく
基準をもち、対等に対応することだと学びました。
心理的対等な関係性はのちのちのビジネスの成長や
人との信頼関係づくりに繋がるんですね。
先輩からこのように学んできたこと
そして、心理学のコミュニケーション法で学び、
自身が体験、実践、検証してきたことで
私は交渉ごとや苦情にも、今落ちついて迷いなく対応できるようになりました。
また必要とあらば人の助けにもなれます。
普段はフニャフニャですけど(笑)
学んで体験すると生きた勉強になり財産になりますね。