「もう、二十歳すぎてるのに…」
「いい加減大人でしょ!!」
親子関係や家族関係で悩んでいる方が
子どもにたいしておっしゃる時があります。
これ、言われた子どもは傷つきます。
親からすると、我が子の問題行動に
心配や不安、焦りが怒りになって口にでるんですね。
他人とは違い家族は容易に切れないですから。
実際、年齢や外見は大人になっていても
心が健全に発達していないと
大人になって問題行動にでてきます。
依存する
ひきこもる
暴言、暴力、など
心の発達は目に見えず、また、その過程には
必ず親(養育者)や家庭環境が影響しています。
これらを改善する心理カウンセリングでは
家族のなかの犯人探しや、悪者探しをしません。
子どもが「もう二十歳を過ぎているのに!」といわれて傷つくように
親も「子どもの問題はあなたのせいですよ!」と言われたら傷つきます。
家族や、親子関係の問題は、その家族だけでなく
それ以前の「親子関係」からきている場合があります。
家族に問題や悩みがあるとき、
家族の一員が加害者にもなれば、被害者にもなることがあります。
過去を悔やむのではなく、犯人探しをするのでもなく
家族関係をよくするために、過去を理解し
今どうするかを考えるのが心理カウンセリングです。