子どもの先生をしている方に
「自分の子どもと、教え子の違いは何ですか?」と質問を受けました。
違い???
即答できませんでした。
そんな風に考えたことなかったなぁ。
でも、よくよく考えてみると私にとって、昔の教え子の中には
我が子と同じような気持ちになっていた生徒がいます。
我が子を育てた時に思いました。
あれ?同じや、、って。
全部が全部ではありません。
我が子と同じように感じていた生徒たちには、共通がありました。
それは担任を持った1年は
一緒に過ごした時間が長かったこと(実際の親以上に長い)。
先生に成りたてで、がむしゃらだったこと。
子どもを通じて、特に手がかかる子たちは
(自分が未熟だったのは多いにありますが)
自分の嫌な部分とか、見たくない部分とか
知らない部分を目の当たりにするので
悩んだり喜んだりが深かったこと、でした。
私にとっては、当時は新米ということもあり
気持ちの休み場がなく子どもに関わっていました。
マジメだったんでね。
振り返ると、感情移入し過ぎだったなと思うところも多々ありますが
我が子に限らず人の成長にかかわることは自分を省み
成長する絶好の機会になると思います。
ただ、今になっては先生の立場は親と違って
客観視する目や距離感は大事だと思います。
それぞれに役割があるから。
中立的に客観的にみて関わることや
親の力になるというのは先生の役割だと思います。