◆他人に頼られることで自分の力を確認する人

場面や状況にもよりますが
私がいなければあの人はやっていけない。

大変、大変、と言いながら相手のことばかり頭にあり
自分のことは後回しでいつも慌ただしく動いている、、、

一見、とても大きな愛のように見えますが
親子であれ、夫婦であれ、友人であれ、セラピーであれ
上記のような関わりは「共依存」という病的な関係であり関わりです。

なぜなら、お世話する人は他人に頼られることで
自分の力を確認しているからです。

そうすると、いつまでたっても相手は自分のことが自分でできず
また、お世話する人も実は自分から逃げていることになります。

互いに自律、自立できず
常にどこか物足りない生き苦しさを抱えています。

また、本来の自分の能力や自分らしさを発揮できず
非常にもったいないことです。

恋愛などでは特に顕著に現れやすい。
つくす女はキケン(笑)ですね。

特に日本では「共依存」は当たり前で
自分のやりたいことをやって生きる人や、発言することは
「自分勝手でギスギスした人」と見られがちです。
その常識が生む心の病気は本当に数多く存在します。

繰り返しますが、共依存は特別ではなく
誰の中にもある、誰にでもある病理的な心の状態。
そして人との関係。

それに気づいた人から「一抜けた!」をすることは
自分や相手だけでなく、地域や社会をも健康にしていける愛の関わりです。

人間関係でツライ
離れたいけれど離れられない
いつも振り回されてしまう

そんな方はカウンセリングという方法だけでなく
心理学を学ぶことで客観的に自分と相手との距離を見直し
関われるようになります。

ご興味のある方は
まず体験にいらしてください。