やりたいようにやったらいい、とか
やりたいようにやりなさいと言われることがあります。
自分らしく、とか
ありのままに、とか
もっと自由に、とか
あちこちで耳にします。
心理カウンセリングを受ける方も
そこを目指す方は少なくありません。
しかし、これまでずっと
何らかの形で我慢をしてきてしんどかった人が
この「やりたいようにやっていい」の解釈を間違えると
満足感どころか、逆に自虐的になってしまうことがあります。
以前習っていた歌の先生と「やりたいようにやる」
について話をしたことがありました。
先生と「やりたいようにやる」っていうのは
いつでもどこでも本能のままにふるまうことじゃないよね
と話していました。
歌の先生は私から見ると憧れるくらい自分らしく
自由でやりたいように素直に生きている方だと思う一人です。
また別の日、ポスターに書かれている
キャッチコピーが目に入ってきました。
【ルールがあるから自由になれると思う】
「やりたいようにやろう」の自由は
どんな環境の中でも、どんな制限があろうとも
自分で自分の心を決めていく自由と選択力だと思います。
本能のままに傍若無人にふるまうのは
やりたいようにやるの自由ではないと私は思っています。
なぜなら、やりたいようにやった結果は
全て自分にかえってくるから。
一人で生きているわけではないから。
やりたいようにやろう!には選択と自由と結果が伴います。
やりたいようにやりましょう!