依存。
いきなりですが
依存を大きく分けると2つにわかれます。
1つは「物や行為への依存」
1つは「人への依存」です。
そして「人への依存」は2つのタイプにわかれます。
(1)人に何かとお世話をしてもらう
(2)人をお世話する
え? (2)も依存なの?
はい。そうです。
「人をお世話する」というのも内容や状況によって依存が多いです。
そして、それを依存関係だと気づかずにやっている場合が多いです。
・相手のことが気になりお世話せずにいられない
・頼まれていないのに先回りをして手をやく
・私がいないと!と思う
・自分のことを後回しにして人を、自分が出来ていなくても
同じように出来ていない人を応援したり、お世話をしたりする。
・人に頼れない、任せられない。なんでも自分でしようとする
当てはまっている!と思う時
良かれと思ってやっているのになかなかわかりあえない、虚しい
または人とギクシャクする、なぜこじれたかわからない、、、しんどいですよね。
私は長い間「依存」で人と繋がっていました。
それが良かれと思ってやっていました。
自分をおいてでも相手の為にすることを応援すること、
人との仲を取り持つことなどが愛や優しさだと思っていました。
そして分かり合えないと泥沼化に発展することもあります。
つまり「依存」と「共存」は紙一重。
しかも無意識なので、なかなか「依存関係」には気づきにくいものです。
最初は心地よさを感じますが、依存になり関係が続くと
多大に傷のかばい合いになり内輪だけの仲間意識だったり
逆にライバル心に発展する場合もあります。
特に、講師や教師、セラピストさんなど
人の成長に関わる人に紙一重の「依存」が見られることがあります。
私も長年の癖が出る時があり、ハッとして引き戻します。
そんなときは冷たいと思われても線を引くことをします。
しかしながら、依存がない人はいない。
それこそ、完璧はない。
人それぞれの愛や思いやりの表し方は違って当然でもあります。