「人の目が気になります」というお悩みを聞くことがよくあります。
大なり小なり、人目は気になるものですが、、、。
初めての場や、大勢ならまだしも
特に親しい人や知り合いにどう思われているか?が
常に気になって窮屈、しんどいという方がいらっしゃいます。
実は、私も長い間そうでした。
それを隠すために明るく振舞ってみせたり
人に合わせて、つじつま合わせをしてみたり
仕事だと逆に楽だったり。
人目が気になるのは過去の原因があります。
多くの場合が、過去の人間関係(特に親や家族)の影響が起因しています。
だからと言って、それがわかったところで、なかなか変われるものでもない。
心や体がついていかない。
じゃあ、どうする??
まず意識的に自分の体と心に目を向けるようにします。
息をゆっくり丁寧に細く長く吐いてみましょう。
副交感神経にスイッチを入れて全身を緩めます。
そして次に、自分で自分の内側に耳を傾けてみます。
今どこで何を感じている?
体の感覚はどんな感じ?
何が言いたい?
そんな風に、自分に聴いてみて下さい。
人目が気になる時は人が主体になっています。
自分のハンドルを手放している状態です。
無意識にハンドルを人にゆだねて
自分の心と体を置いてきぼりにしています。
もし、その場が何か話さなければならない場なら
焦らずゆっくり、自分の声を自分で聞きながら話をしてみましょう。
人のことばかりみて気にしてきたら
自分のことがよくわからなくなるのは自然です。
長年の癖は、すぐには変わらないかもしれませんが
自分に目を向け対話を繰り返すことで人目が気にならなくなっていきます。