◆幼稚園で見た☆人の成長を促す〇〇力!

キンダーカウンセラーの仕事で1~2ヶ月に一度幼稚園を訪れます。
先日、2ヶ月ぶりの訪問である学年の変化に驚きました。

4月、新入で入ってきた約100名近くの年少児たちが前回は大変で

うわー! ぎゃぁー!
〇〇ちゃーん! こっちでしょー!
泣、泣、泣ー!

そこかしこで先生たちが追いかけ、放し飼いの動物園状態でした。

その日はというと、、
人間になってました(笑)

同じ学年でもその年によって特徴があり
比較的大人しい年、そうではない年など集団の性格が現れます。
今年は特にエネルギーが高いと先生方はおっしゃっていました。

2ヶ月の成長って大きいですね。
大人だと気づきにくいですが。

子どもたちの成長力もですが
年少児の先生方の関わりが素晴らしいなぁと感じました。

・笑顔が多い
・深刻になりすぎず気長にみている
・同学年の4クラスの先生たちの連携がとれているように見える

一言でまとめると受容力が高いのだと思います。

子どものことも、今という時期も
互いのクラス間も 、自分のことも
まず、そのまま受け入れよう。

そんな風に見受けられました。

情緒的、発達的に気になる子や
家庭環境において要観察が必要な子もいます。

ただ、1日の5分の1を過ごす集団生活の場で
まず受容しよう!と受け入れてくれる
大人たちのかかわりの中で過ごす子どもたちは
情緒的にも安定し成長が促されるんだなぁと見ていて安心しました。

これって、技術うんぬん
年数うんぬんだけではないんですよね。

新人の若い先生でも自分や他者への受容力が高い人は
子どもが落ちつき生き生きしています。
集団でみると顕著です。

新人2年目の先生のクラスは「ありがとう」を
子どもたち同士が自然に数多く言いあうクラスで
それは先生がいつも子どもたちにそのように接しておられるからでした。

子どもへの大人の関わりは
その人の一生に影響を与えるくらい強力な力を持っています。

なぜなら年齢が小さければ小さいほど
無意識の領域への刷り込みが大きいから。

それだけ可能性が高いということですね。