昨年(2017年)は自分にとって転機や変化の年でした。
一番の大きな変化、それは母との関係です。
年末に母と甥っ子と3人でランチにいきました。
母はとても喜んでいました。
そして、その帰りに実家に少しだけ寄って
母の足をマッサージしました。
すると、その時母は私の頭をなでて
背中をさすってぴったりくっついてきたのです。
私は、母に抱き寄せられたような格好になりました。
半世紀近く生きてきていい年になった私ですが
ずっとずーっと一番ほしかったものは無条件の愛でした。
幼い頃、母との関係でそれを感じきれなかった私は
それを求めて自分を押し殺し、時に真逆で自分を誇示し
そんなことに気づかず穴があいたような心の空虚感を埋めようと
物質や行為に依存したり人の心のお世話をすることで自分の価値を図って生きていました。
30代の時、見た目はフツーでしたが8年の間心の病にかかり(今思うともっと以前からだったと思う)
それを機に心理学をイチから学び自分のために使うことをしてきた結果
長年の生きづらさは氷がとけるように徐々に少しずつ、ほんの少しずつ溶けていきました。
私は、母からもらったものは人生でとても大きな贈りものだったと思います。
それは、無条件の愛を自分の中で(自分が)つくりだせることです。
いや、自分がこの世に生まれた時に人を無条件に受け入れ愛する力を
持っていたことに気づかせてくれたことです。
もし両親との関係で私が一切のトラウマを抱かなければ
大人になってから感じた生きづらさは経験しなかったかもしれませんが
同時に、自らに備わる無条件の愛を自分の中に見つけにいく力も半減していたかもしれません。
母に無条件の愛を求めなくなって随分たちました。
でも、突然母から数十年ぶりに抱きしめられた時は
ただそれをもらう以上にうれしくて、しあわせで、
自分の中が平になっていくような宇宙にぽわんと受かんでいるような
懐かしくしあわせな感覚を得ました。
お母さん、ありがとう。
そして私にありがとう。
もちろんお父さんもきょうだいも今の家族も、今まで出会ってきた人
これから出会っていく人も全てがギフト。
なかなか素直に受けとれない癖のあるギフトもあるんですけどね(笑)
それはそれで生きてる証。
ゆっくり焦らず受け取り紐解いていきたいなぁと思っています。
なら結びではアダルトチルドレンの回復講座をマンツーマンで開講しています。
以前、心理カウンセラーを養成する学院で講師をしていた時は
一対多数で講座をしていましたが
今の私はマンツーマンでカウンセリングのようにやっています。
講座は5回ですが本当に変化を感じるのは年単位かかると思います。
なぜなら私や誰かに何かをしてもらうのではなく自分で自分を愛し
自ら湧き出る無条件の愛を自身で感じることは自分でしか出来ないからです。
でも必ずできる。
どんな環境や親子関係で育ってどんなに心は傷ついても、
あなた本来の魂は傷つくことはない。
私はそう信じて疑いません。
アダルトチルドレン回復講座は自分のことをより知り
自分の中にいる理想の親(インナーアダルト)を育てる講座です。
いわば、自分育ては子育てと同じで無条件の愛をもった
内側の大人(アダルト)を育てる講座です。
だから夢がある講座!
子育ては夢育て。
なりたいように望むように人がもつ
本来の自由に生きる力を回復するための講座です。
親愛なる母や、私
そしてこれを読んでくださっている皆さまへ。
愛をこめて。